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#74 ○エルムズ王国の歩み(9)〔その3〕

①○エルムズ王国の歩み(9)#74 〔その1〕

 ◇◇聖女様達...地方巡行...最初の試みⅡ


②○エルムズ王国の歩み(9)#74 〔その2〕

 ◇◇聖女様達...地方巡行...お前は指揮をとれ!①


③○エルムズ王国の歩み(9)#74 〔その3〕

 ◇◇聖女様達...地方巡行...お前は指揮をとれ!②




◇◇聖女様達...地方巡行...お前は指揮をとれ!②


 「ああー! そういうことねー、ユリウス様は指揮官でしょうー! 指揮官として尊敬してますと、フォローすればいいのねー」二人は理解してくれましたのー


 「それならば、いまは騎士団の闘技場にいるわー、一緒に行きましょう」私達三人とリリーの侍女達を連れて行くことになったわー


 闘技場へ着くと、朝の訓練と模擬試合をしていたわー



 闘技場では、ユリウス様と騎士達が模擬試合をして、騎士達は手加減して、負けてあげていましたー


 私はあれが、一番の問題なのと思ったわよーーー!! 自分はソコソコ強いと思い込み護衛を断ちゃうことになるのよー


 そこで私は、騎士団長と模擬試合を始めたわー、刃を潰した剣の団長と私は刃を潰したレイピア(細剣)で、適当に始めたわー


 騎士団長には、レイピアを折らない程度に、打ち合いをお願いしていたのー


 ユリウス様はそれに気づき「レイピアが折れない程度に、手加減をしてもらっているようだねー、さすがに魔導師じゃ無理だよね」と私を馬鹿にしに、ワザワザと釣れてくれましたのー


 「私は、健康のために体を動かしているだけですからー」と控えめな発言にしていたのー


 「巡行は俺も騎士として参加するからなー! 守ってやるよー!」と自信たっぷりにしていたー


 私は、今このタイミングねー、と思ったのー


 「ええ、でも魔導師として戦ったら、守られる必要はありませんからねー」と挑発しましたー


 ユリウス様は領都エルモベストの『東側諸国一番の賢者』を倒す戦いも、見ていないことは知っているからねー


 あの時は、用心のためトラップを仕掛けるまで、控えめにしてたけど、今日は一気に派手さでいくからねーーー!!


 「ほー! じゃあー、この俺と戦って負けたら、俺のゆうことをきいて、一晩付き合ってもらうからなー!」とすでに勝ち誇ったように、嬉しそうな顔をしていたのー


 「では私が勝ったら、私のゆうことを聞いてもらいますからねー」と約束は成立したわー


 模擬試合は、人を遠巻きにしてもらったのー、ギャラリーとの間に4重のドーム・シールドを良く見えるように緑色に光らせたのー


 さあー、試合開始の合図だー!


 私は、オーガも倒せるようなー、長さ3mはあるシールド・ロングランスを、ユリウス様の周囲に6本打ち込んだわー


 モチロン、ユリウス様を包み込みケガをさせないように、ドーム・シールドを瞬間的に展開させているわー


 ユリウス様の周囲に打ち込んだ、長さ3mはあるシールド・ロングランスは地面深く刺さり込み、ビーンと振動で音をさせたのよー


 ユリウス様は水色のドーム・シールド内で、腰が抜けてガックリと膝をついていたわーーー!!


 騎士団長が「勝負ありーーー!!」と大きな声で、高らかに、嬉しそうな顔をして宣言してくれたわー



◇◇◇◇◇◇


 「ユリウス様ー、負けたらゆうことを、聞いてもらえるのですよねーーー!! では、あなたは騎士にならなくて良いです、この国の指揮をとってくださいねーーー!!」と良く響き渡る声で(風魔法)、宣言したーーー!!


 騎士達はみんな嬉しそうな顔をしていたー、私は、こいつが迷惑をおかけしましたー、と思ったわー


 ユリウス様は騎士達に両脇を抱えてもらって、エリーとリリーのところへ行きました。


 エリーとリリーは、後は任せてねー、とばかりに手でいいねーをしていましたー


 マリアは私のところへ来て「ユリウス様に嫌われちゃいますよー、いいんですかー」とニヤニヤしながら、言っていたー


 私は「エアリーのところへ転がり込むのが、遅くなったのよーーー!!」と嬉しそうな顔をみせて、マリアと一緒に笑いましたー=^_^=


私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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