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#74 ○エルムズ王国の歩み(9)〔その1〕

①○エルムズ王国の歩み(9)#74 〔その1〕

 ◇◇聖女様達...地方巡行...最初の試みⅡ




◇◇聖女様達...地方巡行...最初の試みⅡ


 リリーは「聖女様達とエミリアではなく、王女アリシアとしてなら神殿から要望もあったから、いいですよー」



 私は、リリー(リリアーヌ)に聞いてみたー「どうして、エミリアではなく、王女アリシアで巡行に行くんでしょうねー」


 リリーは「あなたは、エミリアだと『ワンダー聖女』だし、聖女様達以上の力を簡単に使っちゃうでしょー、聖女様達が霞んでしまうじゃないですかー! 神殿をあまり困らせないでねー」


 「分かりました、王女様らしくしていますわ、でも緊急時は魔導師エミリアになってもいいですよねー?」


 「そうねー、でも本当に危機が迫った時だけですからねー!」と魔導師エミリアになる許可をもらったわー


 「でも、いい! あくまでも、王女アリシアの名前の知名度が低いから、高めることも目標だとエリー(女王エリーヌ)も言っているからねー!」


 「ああー、しばりがあるのかー、はしゃげないのはー、残念ねー!」でも夜はエミリアでもいいかもねー



 後から王女ミレーヌからも、参加の打診があったようだー、ミレーヌはたぶん、ヒマしているからだねー


 ウワサというものは、いつでも火がないのに煙が上がるもの、王太子サウベロのセイバーの発言はネリアーヌとの美談になるが、ウワサでは王女アリシアも狙っているとの推測だけのものもあったー



◇◇◇◇◇◇【サウベロ達のほうは?】


 王太子のサウベロの国元、ホワイトサーベル国では、サウベロが騎士として参加することは、認められていた。武勇を尊ぶ獣人の国ならではの文化があった。


 ネリアーナの参加もアルデスさんから、魔力系統治癒により『ワンダー聖女』の能力拡大が報告されていたので、問題がなかった。また大聖女様も、国の管轄を担当するアルデスさんへ反対できる立場には、もうなかった。


 エルムズ国の王立学園では、ネリアーナの学業は優秀だったので、すぐに許可は降りた。


 王太子のサウベロは6月の試験次第ということになっていた。



 王女ミレーヌは、父である国王を説得できたので、王女アリシアとその護衛騎士マリアの推薦で、参加が認められた。


 ここまで来ると、あとはサウベロの6月の試験結果を、みんなで待っていたわー



 いつものように、私の塔で朝食をとっていたわー


 今朝も師匠―は、いつものように、ポーとしながらスムージーを飲んでいる。


 エルナちゃんも朝食は、大好きなタマゴサンドを食べ、付け合わせの野菜もチャント食べている。


 そこへ、階段を上がってくる足音がしたわー、あれー! 誰だろー?


 扉を開けて、入って来たのはリリーの侍女だったわー! あれー! 朝から呼び出しって、私は何かやってしまったのかなー?


 私は悪い予感しかなかったので、マリアについてきてもらって、いたわー


 リリーの部屋に入ると、エリーも一緒にいたわー! 悪い予感って当たって欲しくないなー! と思ったわー


 思い当たるのは、あのウワサかー? 私は余りにもクズ過ぎるウワサ『王太子のサウベロは、王女アリシアも狙っている』だから全然気にしていなかったのよー



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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