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#73 ○エルムズ王国の歩み(8)〔その3〕

①○エルムズ王国の歩み(8)#73 〔その1〕

 ◇◇領主...マリア...退避所の確保


②○エルムズ王国の歩み(8)#73 〔その2〕

 ◇◇領主...エアリー...七天の女神様達


③○エルムズ王国の歩み(8)#73 〔その3〕

◇◇領主...王族たち...王都へ帰還




◇◇領主...王族たち...王都へ帰還


 今朝は、自分の城の私の部屋で、初めてのお泊まりをしたー、今まで昼間に転移で来て夕方か夜に転移で王都の私の塔へ戻っていたー


 確か明け方まで、月の湖亭の大将のお店で、リザリア師匠とマリアと一緒に、屋台のおじさんたちと騒いでいたねー


 朝に起こしにきた侍女は、アレー! エミアーヌが来ていたー、ニッコリと微笑んでいるー、何か怖いものを感じてしまったわー


 女王エリーヌ(エリー)、リリアーヌ(リリー)も、居城の晩餐会から夜遅くまで、やはり騒いでいたようだー、王城とは違い外泊だからねー、日頃があるから、解放感を満喫しているようだー


 エミアーヌは「ソロソロ王女様らしく、この直轄領の領主らしく、この城のあるじらしく、しましょうかー」と柔らかそうであるけれども、厳しい内容を言って、リリーの侍女達を引き連れて「さあー、久し振り私が磨きましょう」と入浴から始まったー


 私は、久し振りに偽装のアイテムを外して、素顔でいたー! もう自分の素顔で国内はいられないと思っていたけどねー


 「あらー、久しぶりに素顔はエリーヌ様ですねー」とエミアーヌは言いながら「王妃様になって欲しかったのですがー」とかなり高いチクチクした言葉を頂きましたー


 「ねーえ、エミアーヌ、今朝はどーしてー侍女をしているのー!」と聞いてみたー「来賓の役割は昨日果たしましたし...」、


 「王女アリシアさまに意見がありましたから、言わせて頂きました」と朝から心臓にきそうな、チクチクした言葉を伝えにきたようだーねーーー!!


 部屋に戻るとマリアはまだ私のベッドで、スヤスヤといつものように、安眠していましたー! いつものように、マリアと一緒に寝ていたわねー、「マリアの駆け落ちする」の言葉を思い出して、少し笑っていましたー


 朝食は久し振りに、料理人の作ったものを頂きましたー、エミアーヌが『城のあるじらしく朝食をとりましょうね。使用人たちの仕事に張を与えてね』との進言でしたー


 朝食には、まだエリーもアリーも来ていなかったわー、その代わりに師匠ーがスムージーを飲みたいというので、料理人に頼んで作ってもらって、いつものように、ポーとしながら飲んでいましたー


 そーいえば、エルナちゃんはどーしているかなー、あれ、あんなところでー! 長ーいテーブルの端で朝食をとっていましたー


 私の塔だと、こじんましたテーブルだから、近い未来の王妃さまには、しっくりこなかったのかしらねー、慣れですかねー



 エミアーヌが着せてくれたのでドレス姿、王女アリシアで庭園を回っています、庭師のいい仕事で歩きやすいように丁寧に整理されていて、やっと自分の庭を見ることができましたよー


 さーて、ソロソロ王族のみなさんを王都の王城へ送って行く時間です。


 一番大きな応接の間に行くと、みなさん揃っていましたが、もう1泊したいと言っています、私が宰相に叱られるので、「次回またご招待しますからねー」と無理やり転移した。


 王城の闘技場に転移したので、その場で解散にしましたー! 「だってー、みんなして、もう1泊するー」しか言わないんだものー、私は女王様を辞退していますからねーーー!!


 マリアだけが、困っている私を見て「ほーらねー!」と笑っていたー=^_^=



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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