#69 ○エルムズ王国の歩み(4)〔その6〕
①○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その1〕
◇◇ネリアーナ...君を守る⑥
②○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その2〕
◇◇ネリアーナ...君を守る⑦
③○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その3〕
◇◇大聖堂...大聖女...魂魄の可視化①
④○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その4〕
◇◇大聖堂...大聖女...魂魄の可視化①
⑤○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その5〕
大聖堂...大聖女...魂魄の可視化②
⑥○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その6〕
◇◇大聖堂...大聖女...魂魄の可視化③
◇◇大聖堂...大聖女...魂魄の可視化③
「女神様達ー! なんで私は#8 かって?聞かれちゃっていますけど―! どーしてーですかねー!」
#1女神様が「今さらなに言ってんのー、エリス様のお友達でしょー、今はもー、一緒に仲間でしょうー!」
「大聖女様ー、いまお聞きの通りでーすよー」
「ちょ...ちょっと待ってーよーーー!! エリス様って... 主神のエリスティーヌ様なの...」
「そーですよー、元々はアリスティーヌ様の下にいましたが、この世界に呼ばれちゃったんですよー! えーと、アリスティーヌ様をご存知でないかも? ですよねー! エリスティーヌ様のお姉さまですわー!」
「それでは、七天の女神様達を大聖女様であるのに、本物に見えないくらい、闇に包まれた心の眼や魂魄ですからねー。それではみなさん、審判の天秤で審判を始めましょうかーねー」
「だ...だからーーー!! ちょ...ちょっと待ってーよーーー!! アリスティーヌ様の神話もモチロン知っていますわーーー!!」
「そーですかー、『審判の天秤』が怖いだけでしょー、それでは、一般の方と同じ様に、ハデス様に預かってもらいますかー、浄化されるまで、気の遠くなるくらいの年月がかかりますが、そちらを選ばれるのですねー、それでは、私がいま呼び出して差し上げますわー」
「だ...だからーーー!! ちょ...ちょっと待ってーよーーー!! 私の話も少し聞いてよーーー!!」
おー、やっとかーーー!! 心にまとった鎧を脱ぐ気になったのかー、たった100年も生きていない、経験やプライドだよねー
「私だって...始めから...こんな...。いえ、後ろにいる子達と同じような志と希望を持って始めていたんですよー、いつの間にこーなったのかーーー!!」
「もう一度、やり直すことは、できないでしょうかーーー!! 聖女見習いに戻ってやり直したいですーーー!!」
「それでは、アルデスさんからネリアーナのことを話して頂けますか? えーと、エルムズ国の表彰の件でいいですよー」
「エミリア殿、分かりました。大聖女様、ここにいて、聖女を失格になった人の、留学先での話だけします」
「エルムズ国の王都の時計台で、事故があり足場から降ろすのに、足を使えるようにすることになったそうです、足の骨折をその場で治癒して、直ぐに歩いて降りれるようになりました」
「ケガ人は2名いました。治癒も2名で行いました。一人はエルムズ国の異世界の聖女様、もう一人は、ネリアーナでした」
「この実績で、表彰と先ほどのエミリア殿と同じ『ワンダー聖女』の称号が与えられる予定です」
私は、大聖女様ーは...驚いているより、パニックを起こしている...もう、これ何人目なのかなー、もうシンプルに言っちゃえー
「大聖女様、ネリアーナは私が育てて、女神様達の加護を受けています。邪な心で彼女に触れようとするだけで、雷撃を受けてしまいますわー、これはもう天罰ですよ、あなたが、やり直すなら、触れることができるようになりなさいねー」
そー言って、アルデスさんを見たー
「ええ、ですから、このアルデスと、大聖堂内の、ゆがんだ仕組みや考えをただして、行きましょう。あれ、でも、どうやって大聖女様が触れても大丈夫だと、判断したら、良いのかとー」と迷って、エミリア殿を見ると、女神様達と見習聖女達がワチャワチャと遊んでる? を眺めている?
「アルデスさん、あれはご自身の魂魄の輝きが見れますわー、レプリカですが、見習聖女達を見てください、大聖女様もねー」
アルデスさん、大聖女様も、見習聖女達を見ると「わー、私ってこんなに光り輝いている魂魄をもっていたのねー」と口々に言いながら、嬉しそうに次々と、自身の魂魄を見ていた。
「あの手鏡を貸してあげるからねー、大聖女様もご覧になってくださいねー」
大聖女様は「い...いまは...見たくないです。でも見られるように...キットなりますから...待っててください」
「アルデスさん、これで、ご判断ができますねー。あとは、頼めますよねー」
「はい、『ワンダー聖女』ネリアーナを、大聖堂へ迎えられるように、していきます」大聖女様を見ると、首を何度もコクッとしていたー
「エミリアー」と言いながら、女神様達が集まってきたー、終わったねーと笑っていたー、そうねー疲れたけど...、私もオモイッキリ笑って、この疲れを吹き飛ばしたーわー! =^_^=
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