#69 ○エルムズ王国の歩み(4)〔その2〕
①○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その1〕
◇◇ネリアーナ...君を守る⑥
②○エルムズ王国の歩み(4)#69 〔その2〕
◇◇ネリアーナ...君を守る⑦
◇◇ネリアーナ...君を守る⑦
「父上、お願いがございます。今回の告発に、思い切って俺と共に戦ったアルデスの罪の減刑を、頼みます」
「なるほどのう、おい侯爵、この罪を認めるなら、このアルデスに家門を継がせて残してやっても、いいからな、どうだー」
「それとも、死罪となり、家門を潰した責任を祖先におわびに行きたいかー、どっちだー」
デウザナ侯爵は「...罪をみとめます。その代わり...我が家門を残して、頂きたいです」と背中を丸めて、膝をカックリ落としていたー
国王は「サウベロ、見事であったーゾー、お前の望み通りに、ネリアーナを王妃にできるようにしてやるゾー」
「それと、魔導師エミリア殿は、側妃にするのかなー」
あれー、どこから、そんな話になったのかなーーー!! 側妃は問題があるけどユリウス様に、行き先が決まってるのーーー!!
王女ミレーヌは「国王様、残念ながら、魔導師エミリアは、エルムズ国の側妃が決まっておりますのー」
「そうか、それは残念じゃなー」ではー
「魔導師エルナ殿、我が国のサウベロの側妃に、してやってもいいかなー」
エルナちゃんは「私は、西エルムズ国の王妃になるから、いいのー」
じゃあー、最後だな「王女ミレーヌ、我が国のサウベロの側妃に、なるがどーかーなー」
「いいえ、私は婚活して、人種族の国の側妃を目指していますから、結構でーすー」
「そうかーある意味、サウベロの知り合いは、どの方もしっかりしているから、これが少し大人になるキッカケだったようだなー」
「では、父上、エルムズ国の表彰式と、おれと共に戦った方の紹介をさせて頂きます」
「おお、そうじゃったのう」
ここで、リザリア師匠が、シャシャリ出て来たー、我が弟子たちを紹介させて頂きます。
まず私はエルムズ国の王宮魔導師で、東側諸国一番の賢者と戦った『英雄魔導師リザリア』でございますー
同じく我が国の王宮魔導師で、『ワンダー聖女』称号の授与予定者エミリアです、城塞都市の主力攻略者でもありますー
なお、ネリアーナを『ワンダー聖女』に育てていますー
同じく我が国の王宮魔導師で、女性騎士のマリアです、城塞都市の主力攻略者でもありますー
同じく我が国の王宮魔導師で、エルナです、城塞都市の主力攻略者でもありますー
「おおー、素晴らしい、エルムズ国は魔導師の国でもあるのかー」
「それでは、リザリア殿は、よろしければ、我が国の側妃の座は、どうかなー」
「残念ながら、すでに婚約者はおりますのでー」
「えー、ではこれが本当に最後かー、マリア殿は、よろしければ、我が国の側妃の座は、どうかなー」
「私は、王女アリシア様の護衛騎士ですから、無理ですねー」
「なんとー、全て断られてしまったかーーー!!」
王女ミレーヌが「ええ、国王様ー、光り輝いてしまったあとの逸材は、早い者勝ちになりますわー」と言って笑い出したー
みんなも、つられて笑い出したー! =^_^=
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