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#67 ○エルムズ王国の歩み(2)〔その5〕

①○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その1〕

 ◇◇聖女様達:ネリアーナ...表彰なども


②○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その2〕

 ◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を


③○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その3〕

 ◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を②


④○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その4〕

 ◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を③


⑤○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その5〕

 ◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を④




◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を④


 でも、その夜に、王立学園の寮で、事件があった。夜、ネリアーナの誘拐未遂事件があった。


 盗賊たちが、ネリアーナの部屋へ侵入した時に、それは、起きた。薬で眠らそうとした盗賊は、雷属性の電撃で意識を失っていた。


 更に、何人かの盗賊が、ネリアーナを殺害しようとして、攻撃した時に、シールドが展開して、逆に盗賊達への攻撃に反転されたので、倒されてしまった。


 その夜は、王立学園はもう大騒ぎだったようだ。



 今朝もリザリア師匠―は、いつものように、ポーとしながらスムージーを飲んでいる。


 エルナちゃんも朝食は、タマゴサンドを食べ、付け合わせの野菜もチャント食べている。


 私は、日常だなーと思いながら、朝食を食べていた。今日は、シンプルにスープとスクランブル・エッグ、そして、お決まりの固そうなパン。でも、私はバゲットも好きだからねー、そんなには気にならない。


 昨晩は、マリアはアッチ、コッチ、とどこかに行っていたようだった。今も、どこかに行っているねー、スープが冷めちゃうよー


 あ、マリアが戻ってきた。また、急いで、食べているから、どこかに行くのかな?


 マリアを見てたら、ニコニコしながら「ソロソロ気になって来ましたね-、では話しましょうか?」


 「うん、そうなの、マリアってなんか緊急の事案でも起きてる?」


 すると師匠ー「そうだろうねー! 昨晩の王立学園の寮の誘拐事件でしょー」


 「えー! それって、ネリアーナに関係しているのーーー!!」


 エルナちゃんは「エミリアは、いま忙しくしているし、みんなで一緒に、面倒を見てるから、あわてないでねー」


 えー! 知らないのは、私だけなのーーー!!


 「エミリアは、これから忙しくなりますからねー、急ぐことはだいたい終わっていますからねー」と相変わらずニコニコしながら、マリアが言っていた。


 「えーと、私の補佐官、マリアありがとう。それで、なにがあったのー、たぶんネリアーナよねー」


 「ええ、ネリアーナは無事です。『治癒の加護のアミュレット』が守ってくれてましたから、そこは安心してねー」


 そこから、マリアは、学園の寮で起きていた事件の概要を伝えていた。更に、警戒していた警備兵に不審な馬車が捕獲されて、ネリアーナをねむらそうとした催眠薬と、同じものを所持してたのを発見していた。しかも、捕獲したのは大使館員だった。


 「ええ、それで、ネリアーナはどこかで、保護されているの?」


 「はい、不審な大使館員を捕獲したので、我が女性騎士団で保護しています。あの国の者は危険だと判断しました。このことは、リリー(リリアーヌ)と相談していますからね」


 「リリーは、エリー(女王エリーヌ)へ、表彰対象者だから、国賓扱いを、受けられるよう相談するそうですよ」


 「せっかくエミリアが育てた聖女様だから、あの国が要らないのなら、頂いちゃいましょうねー」


 「いまの冗談はここまでです。王太子サウベロ様、王女ミレーヌ様との調整もありますしねー」


 「もうソロソロ、リリーの侍女も来ると思いますよー」


 「もー、優秀な補佐官、ありがとう」と言っていると、師匠―が「私も、リリーと相談に乗っているからねー」


 「えー、師匠ーもですかー。ありがとう」と言ってたら、「エミリア、私もいつでも、行ってあげるからねー」とエルナちゃんもー


 「うん、ありがとう。要塞を攻略できる英雄が付いているのは、頼もしいなー」


 「うん、誰を相手にしているのか、わからせてあげるからねー」


 私は、えーーー!! それって、チート持ちのセリフだよーーー!! と思っちゃったわーーー!!


 そこへ、階段を上がって来る足音がしてきた。


 扉を開けて入ってきたのは、やはり、リリーの侍女でしたねー



 私は、マリアと一緒に、リリーの部屋に向かっていた。マリアは、ニコニコしながら「だんだんと面白くなってきましたねー」と、とても嬉しそうだったわー


 リリーの部屋に入ると、エリーも待っていた。


 「エミリア、相談は聞いているよ、ネリアーナを切り捨てるようなら、我が国はあなたが育てた聖女様を頂いちゃうからね」師匠ーと同じことを言っていた。


 「分かりました、王太子サウベロと直ぐに、連絡を取りますから」と言うと、「いいえ、こちらに来ると連絡が入っているから、ここで待ってましょう」とリリーは言っていた。



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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