#67 ○エルムズ王国の歩み(2)〔その3〕
①○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その1〕
◇◇聖女様達:ネリアーナ...表彰なども
②○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その2〕
◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を
③○エルムズ王国の歩み(2)#67 〔その3〕
◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を②
◇◇ネリアーナ...アイテム授与儀式を②
今朝も師匠―は、いつものように、ポーとしながらスムージーを飲んでいる。
エルナちゃんも朝食は、タマゴサンドを食べ、付け合わせの野菜もチャント食べている。
マリアが言うように大人ーな子にしちゃったねー。でも、最近はあなどれないしー、近い未来に王妃様になるから、いいかなー
私は「エルナちゃん、レプリカント召喚体のエミリアとマリアが活躍したから、私達が表彰されてもいいのかなー?」と聞いてみたー
「えー、それなら、またレプリカント召喚体のエミリアとマリアを召喚して、表彰してもらえば、エミリア達は納得できるの?」と言われちゃったー
「じゃあー、表彰はご一緒にさせて頂きますわ」と応えておいたわー
エルナちゃんは、アリウス様に褒められるのが一番嬉しいから、それで、いいのー。これは、もう素直に言ってるのかなー?
私はマリアと一緒に、素直に言ってるー! と思うことにしたわー
今日の女神様達の審査の儀式は、学園があるから、ネリアーナの下校に合わせて、夕方にしてあるわー
そーいえば、今日の女神様達の審査の儀式をする部屋って、昔見た小型の転移陣のある部屋と同じくらいのサイズだったねー
建物も古いし、昔は転移陣があったのかもしれないわねー、円の模様が描かれているからねー
まー儀式は、女神様達を召喚するから、石像のある祈祷所は使わないし、平日でも儀式に使えるからいいかなー
これからは、神殿長や王都の修道院長からも、アイテム授与の依頼が、多数上がってきそうな気配がするからー
そう、他の国からもありそうだねー。これは、神殿長や王都の修道院長に申請をお任せしたいと思うわー
私は、簡易版のホィップクリームを作り、アイスクリームを作っている。七天の女神様達をもてなすためだー
◇◇◇◇◇◇
私は、七天の女神神殿で、召喚した女神様達のおもてなしをしている。相変わらず私は、8人目の仲間のようになってしまっているわー
あー、表で馬車が止まったようだ。しばらくすると、王女ミレーヌ、王太子サウベロ、ネリアーナをマリアがご案内をしてきた。
みんなと、簡単に挨拶をした。
ここは、神殿の食堂を借りている。マリアがお茶をストレージから出していた。ここでお茶をしてもらう。
なんか、サウベロが一番緊張して、一番心配をしているみたいだねー
サウベロが「今日、決まっちゃうんだよなー」と心配そうに言っているねー
「私は、日頃が出るから、ネリアーナなら大丈夫だと思うわー」
ミレーヌも「サウベロは心配し過ぎよー。私も、大丈夫だと思っているから」と同調をしてくれた。
私は、ネリアーナをとても気遣う人なので、いい人そうだなー、ユリウス様も少しは見習って欲しいなーと。いえ、違うねー、今のままで変わらないでいてねー、と思ちゃったわー
私とネリアーナは、女神様達と一緒に、儀式を行う部屋に向かった。
ネリアーナは、円が描かれている中心に、祈りをするかたちでいた。
女神様達は、いつものように、古代エルフ語で会話を始めた。
最初の一人が「色々と辛いことや理不尽な目にあっていますね。それでも、自分が信じる正しさを曲げずにガンバッテきたことを感じますね」
こうして、7人が意見を言って行きました。
最後にエミリアはアカシック・レコードが見れているようだけど、ご意見は? と聞かれた
私は、皆さんのご意見と相違ないですよ、と言った。
意見をまとめたら、#1の女神様が「ネリアーナ、今まで色々と辛いことや理不尽な目にあってもなお、自分の信じる正しいことを続けて来ましたね。よく、頑張りましたね。あなたにアイテムを授けましょう」と伝えた。
ネリアーナは、涙が自然に溢れていた「有難うございます」と震えた声で言っていた。
私は、ネリアーナを抱き止めていました。「私からも、よく頑張りましたね、諦めずゴールを目指して来ましたわね」
しばらく、ネリアーナが落ち着くのを待っていた。そして、#1の女神様が「治癒の加護のアミュレットを授けます」と言って、アイテムをネリアーナへ渡した。
「使い方は、エミリアから伝えてもらいなさい」と言っていた。
私とネリアーナは、女神様達と一緒に、食堂に戻った。
食堂では、王女ミレーヌ、王太子サウベロ、マリアが待っていた。
ネリアーナは、みんなに授かったアイテムを見せていた。食堂はみんなの「おめでとう」の声と拍手が起こっていたー
しばらくの間、みんなで、喜びあっていたー =^_^=
私は、ネリアーナの血を一滴、アイテムに垂らしてもらいました。これで、あなたのアイテムになりました。
このアイテムは他の方に譲渡は出ません。少しでも邪な心のある人が触れると、雷属性からのスパークが出ます。邪な心が強ければ、強いほど、雷が落ちます。このアイテムはあなた自身もを守ってくださることでしょう。
マリアは、《緑の聖女》になって潜伏した時に、イヤラシイ気もちをもって、私を触ろうとした男がスパークを発生させていたことを思い出していた。
人に貸す時は、これにご注意くださいねー、邪な心を持つ人は触れない、ことを忘れないでねー
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=