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#66 ○エルムズ王国の歩み(1)〔その4〕

①○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その1〕

 ◇◇エルナ城塞都市の攻略


②○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その2〕

 ◇◇エミリア、領主就任式...そうお祭りの手配


③○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その3〕

 ◇◇聖女様達:魔力系統...違いの見方


④○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その4〕

◇◇聖女様達:ネリアーナ...模擬試合



◇◇聖女様達:ネリアーナ...模擬試合


 そこへ、闘技場が、騒がしくなった。時計台の修理をしていて、足場が崩れて、時計の技術者がケガをしている。骨折しているので、救助が難航しているんだ。と救助の応援を頼む人達が来ていた。



 騎士団長が、時計台の作業責任者と衛兵部隊長と治癒の応援について話している。


 時計台の外壁が崩れてきて、それで足場が崩れて、時計を点検していた技術者達が足場に投げだされたんだ。二人とも足を折っているようで、動かせねーんだよ。足はドンドンと腫れあがってきて、痛がるから触ることもできねーんだー


 今日は、騎士団の模擬試合があって、骨折に強い専属の治癒師がいるって、聞いたもんで、何とか先に骨折を治せねーかなー


 騎士団長は、一度に二人でしょう。しかも、その場で治すなど、うちの治癒師でもむりですが...


 騎士団長は、こちらを見ていた。


 エミリアも、ミレーヌもピンと来ていた。直ぐに「ユミナ、ネリアーナどーするかー」


 「はい、やってみます」と二人共、応えてくれた。


 騎士団長に、私もミレーヌも。首をコクッとした。


 騎士団長は、あなた方はとても運がいい。骨折をその場で治して、直ぐに歩けるようにできる、奇跡のお二人が、やってくれるそうですよー


 あの方々のことは、内密にしてくださいね。普通は直接依頼しては、いけないような方々ですからね。


 これを聞いて、時計台の作業責任者と衛兵部隊長が、こちらに向かって深々と頭を下げた。


 私達は、タマタマいたのが縁ですから、女神様達のご加護があったからですよー、と説明をしておいた。


 騎士団と共に急いで、現場に向かい、着いた。


 私達は、時計台は、高いなー。8階の上くらいかな? どーするかなー、とマリアを見ると、ニヤニヤと期待した表情だった。


 私達は人通りが少ない裏手側へ移動して、時計台の作業責任者と衛兵部隊長も含めて、これから使う魔法は秘密ですからねー、と説明した。


 横長のドーム・シールドで包み、周囲の風景に偽装ミラージュする。たぶん見ていた人は突然、人が消えたように見えたかなー


 そして、一気に最上階の高さより上空に浮かんでいた。


 「あー、空に浮かんでいる」とみんなは、ヒソヒソと話していた。


 そこから、足場を見ると、たぶんケガ人? 平らな板に乗せられていた。ああ、これなら、よじ登らくてもいいかー


 その場所へみんなを降ろした。


 急いで、ケガ人へ向かっていった。


 ユミナ、ネリアーナは、先ず、痛みを止めた。それから、骨の位置をみんなで整えた。


 後は、ユミナ、ネリアーナが各々、ヒールをかけていた。すると、骨折していた部分が光り出し、腫れが引いて行った。光が止まったところで、足首を動かしてみたが、異常はなさそうだった。更に、スキャンで確認すると骨折箇所の骨の回りが太くなっていた。


 ケガしていた人にゆっくりと動かしてもらっている。よし、痛みはなさそうだ。少し歩いてもらうと、問題ないと言っていた。


 その場にいた人達は歓声を上げていたー


 みんなで、8階くらいから階段で降りて行った。みんなは「いいこともできたし、とても面白い思いができたー」喜んでいたー=^_^=


 これからの予定を聞くと、「ミレーヌは、今日はもう疲れたから帰ろうかな」、「私たちも帰る」と聖女様達も言っていた。


 そこで、また連絡するからと、現地解散になった。


 私はいいことをしたから問題ないよねー、とマリアと話していた。でも、私には次のイベントが訪れようとしていたんだー



 翌日に、リリー(リリアーヌ)の侍女が来て、呼び出されたので、部屋にマリアと向かっていた。



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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