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#66 ○エルムズ王国の歩み(1)〔その3〕

①○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その1〕

 ◇◇エルナ城塞都市の攻略


②○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その2〕

 ◇◇エミリア、領主就任式...そうお祭りの手配


③○エルムズ王国の歩み(1)#66 〔その3〕

 ◇◇聖女様達:魔力系統...違いの見方



◇◇聖女様達:魔力系統...違いの見方


 今日は、聖女様達が来る日になっている。今日は牛スジの煮込み丼。屋台のおじさんと作った牛スジを使って作る、牛スジの煮込み丼。最近、暑いのでバテた人が食べに来るようになったそうだ。


 いつものように、城門の衛兵から、塔へ伝令が来た。マリアはすぐに案内へ向かってくれた。


 マリアと階段を上がっている足音がしている。


 今日も、暑いから、冷やしたアポリィ(リンゴ風)の果汁ジュースを用意している。


 「こんにちは-」と《緑の聖女》エリカと《光の聖女》ユミナが入ってきた。


 すぐに、食卓へ案内をして、冷やしたアポリィの果汁ジュースを出し、一息ついてもらった。



 今日の訓練の内容を話してみたー


 魔力系統の話をしてみた。魔力が体の中心から腕に流れて、人による違いで手から、又は特定の指から放出されているみたい。


 だから、腕とか手、指を骨折や切断して、修復状態によってはかたよりがあったり、一部が細くなって、いるようです。


 そのために、負傷した後に魔力放出が弱くなることもあるんです。


 エリカとユミナは聞いていて、時々表情が変わっているような感じもしたねー


 「エリカとユミナ、これって、最近なにか感じることとかあったりするのー」と聞いてみたー


 「エミリアさん、実は最近、神殿で治癒を始めちゃったんです。どーしても治して欲しいと相談があって...」


 「ええとー、エリカも治癒してたりするの?」


 「すみません、私も始めちゃいましたー」


 「えー! それって、神殿長はなにか言ってなかったー?」


 「いいえ、エミリアさんのところで、女神様達の加護を授かったと話たら、ニコニコしながら、『それはギフトですね、うらやましいな』とおっしゃっていましたよ」


 あれ! これは、感づいていますねー、このままだと際限なく『欲しい』の嵐がきそうですねー、これも女神様の選別にしましょうねー 七天しちてんの女神様達、すみません、またお世話になりますねー


 あ、そーだ。温泉とアイスクリームの約束をしていたんだー。アイスクリームはこの前の祭りで食べてもらったから、あとでフォローしておかなくちゃー、いけない、いけないー!


 「それで、魔力系統の話は、なにか感じたことがあったのー」


 「そうなんです、先日神殿に相談に来られた方が、魔導師で魔獣討伐で手を噛みつかれたそうです。ポーションで治したそうですが、それ以来、魔力発動が弱くなって困っていると来られたんですよ」


 「それで、神殿長は、もう少しようすをみましょう。完全に治ってないかもしれませんから」と言っていたんです。


 「でも、そのあとで、聖女様達も分かるようになるかもしれません、エミリアさんに聞いてみても、いいかもしれませんねー」


 えー、これって、リリー(リリアーヌ)から聞いているねー、『外れ聖女』のトレーナーが付いているって...


 「じゃあー、ちょうど良かったー、二人で異常を見分ける訓練を始めましょうねー」


 「それと、治癒なんだけど、ひどい傷とかは、みたりしているのかなー」


 「最初は、替わって貰っていましたが、今はだんだんと、慣れてきたよねー」と二人共言っているよー


 「じゃあー、今度は騎士団の模擬試合があるから、ケガ人の治癒に行きましょう。会わせたい人もいるからねー」


 さあー、テーブルに、牛スジ煮込み丼を盛り付けて、次々に運んだー


 みんなで一緒に、食べながら、「ごはんにあう組み合わせだねー」と堪能した。



 今日の訓練は、スキャンで、魔力の流れを見ることにした。エリカとユミナでお互いの魔力の流れを見ることから始めた。



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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