#65 ○エルムズ王国の新たな夜明け(19)その3
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その19】#65 その1
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由③
< 聖女が必要な理由を語るⅠ >
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その19】#65 その2
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由③
< 聖女が必要な理由を語るⅡ >『ざまぁ』...やり方
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その19】#65 その3
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由③
< 聖女が必要な理由を語るⅢ >『ざまぁ』...やり方
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その19】
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由③
< 聖女が必要な理由を語るⅢ >『ざまぁ』...やり方
「もー、二人とも、次期国王と王妃になって欲しいんだよねー。サウベロの国になるんでしょう?」
「でも、しょうがないからねー。『ざまぁ』を教えてあげるからねー」
「あれ? ミレーヌそれって、お前は嫁ぎ先を、どーするつもりなんだー?」
「フフー、もう婚活をして見つけているからねー。しかも、王妃は決まりそうだから、私は念願の側妃よー。この話は、またの機会にねー」
「それで、サウベロ、そのアネットって聖女は、大聖女様へどう評価されているの?」
「ああ、そうだ、さっきの骨折だけどね。毎日10人かかって、10日チョットかな? それがアネットの評価になっているんだな」
「じゃあー、それだけガンバッテもまだ、大聖女様に近いくらいなのね。引継ぎはまだ先なのかな?」
「うん、そんなところだなー」
「じゃあー、サウベロの『ざまぁ』でいいじゃないのー! 聖女アネットの実績を、ネリアーナがその上の力をみせれば、吹き飛ぶでしょう。それで、大聖女様の後をネリアーナが引き継ぐのよー」
「それから、例の侯爵様は、大聖女様に意見ができるわけ?」
「いや、それは、管轄者といえども禁止されている。それを破れば、違反者落ちが決定するなー」
「それなら、ネリアーナが引き継いだ後は、アネットを単独で仕事に就かせる。それで、化けの皮が剥がれて追放ねー。これが次の『ざまぁ』になるの」
「まだあるからねー、ネリアーナを聖女失格に判定した聖職者がいるでしょう。これもまた、審問委員会とかで追求して、当然不適格者になるでしょう。これが次の『ざまぁ』になるの」
「ネリアーナ、あなた達が苦しんだ分の『ざまぁ』だからねー。できるわよね。」
「はい、かならず、やり遂げます」
「まあ、直接届かないけど、例の侯爵は投資した分の資金が無駄になるくらい...。あ、でもアネットは侯爵令嬢になっているから家名に傷が付くわね。これが最後の『ざまぁ』になるねー」
「ミレーヌ、お前さー、王妃の方が向いているんじゃねー」
「いいえ、私はある人種族の方から、まなんだのですー。その方も王妃に願われていても、側妃を選んでいましたー」
< 聖女が必要な本当の理由 >『必要』...でしょう
「あとは、聖女様の扱いだね。国によるけど、異世界の聖女様について他にもあるんだけど、知っている?」
「俺は、治癒は凄いくらいだなー。ネリアーナは何か知っている?」
「えーと、異世界の聖女様は、職業かな? があって、勇者召喚の人のなかにも聖女様はいますよ。この方は『プリースト』ができますよ。えーと、後方支援というみたいです、くらいかな?」
「そう、私の国だと、木に登ることが多いから、骨折する者がいて、治癒の力が必要になるけどねー」
「あと、そう異世界の聖女様の、浄化ねー魔素を清めるみたいだから、私の国では魔獣が頻繁に発生する場所に行ってもらいたなー。それと防御、シールドとか結界ねー強力な魔獣と戦う時に被害が最少になるみたいなのー。いいわねー。我が国は欲しいな」
「まー、サウベロの国は平和だから、飾りの聖女様がいればいいのよねー」
「チョット待て、なんだー、その便利な能力は、俺達は知らなさ過ぎたのかー、えー、そうか、さっきの話。異世界の聖女様を招待するって、来て頂けるなら、それだけではもったいない...、じゃなくて...失礼なのかー」
「ネリアーナ、セッカク異世界の聖女様がいる国に留学しているから、そうやって、まなんだ方がいいと思うのー」
「ええ、そうですね。まなび方が分かりました。聖女様が尊いのは、飾りじゃないですからね」
私は、今日は講習会なのかー! やっとまとまったー! ほー疲れたー!
でも、エミリアを呼んでなくて良かったー! うなぎ弁当くらいは働いたよー! =^_^=
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=