#64 ○エルムズ王国の新たな夜明け(18)その5
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その18】#64 その1
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...再会...③
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その18】#64 その2
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...再会...④
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その18】#64 その3
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...うなぎ弁当...
④女王エリーヌの政務の始まり【政務その18】#64 その4
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由
⑤女王エリーヌの政務の始まり【政務その18】#64 その5
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由②
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その18】
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...聖女必要...理由②
一方、王女ミレ-ヌも、ホワイトサーベル国の、信仰に関わるから注意しないといけないわ。私が解決の主役に、ならないうよにしておかないと、王妃にされてしまうから。
※#64 その4 から引用
ホワイトサーベル国、王太子のサウベロとネリアーナへの連絡の手紙を、慎重に書いていた。
王女ミレ-ヌは、王太子サウベロへの手紙を色々と、遠回しな理由や表現を考えていた。
うーん、ダメだねー。あいつ、さー、脳筋だから、直接響くように書かなきゃだね。
そこで、王女ミレ-ヌは、直接わかるような、内容で手紙を出してみた。
後は、王太子サウベロの食い付き方をみて、ネリアーナへ呼び出しの手紙を書こうと思っていた。
王女ミレ-ヌは、側近へ手紙を届けるように依頼して、行ってもらった。あいつのことだから、今日は手紙を見ないかもしれないわー
ところが、側近は戻ると、手紙の返事があった。へー、サウベロは、まだネリアーナを気にしていたのは、確定だねー
手紙を見ると、すぐにでも話を詳しく聞きたいとあった。今の時刻は、午後3時かー。王立学園へネリアーナを迎えに出すかー
王女ミレ-ヌは、王立学園へネリアーナを迎えに行く馬車を頼み、側近へ伝言を、「急ぎなら、夕方に大使館へ来い」と頼んだー
ネリアーナを迎えに行った馬車が、ネリアーナを乗せて戻ってきた。
応接室で、ネリアーナが「王女ミレ-ヌ様は、サウベロ様を呼び出したのですか?」
「そう、遠回しにすると、サウベロには伝わらないかも知れないからね。昨日の闘技場でのことを、『ネリアーナが骨折を治したよ。ビックリした』と書いて送ったわ」
「えー、いきなりですかー!」ネリアーナは、驚いていた。
「サウベロはそうでもしないと気付かないからねー。でも直ぐに、返事が返ってきたから、まだネリアーナを思っていると思うよー。まあ夕方に来るようにしたから、お茶を飲みながら待ってみようね」
ネリアーナは、幼なじみなのは知っていたけど、王女ミレ-ヌの素顔の一面を、見てしまった気がした。
王女ミレ-ヌとお茶を飲んでいると、側近が来て「王太子サウベロ様がご到着されました」と伝えに来た。
「すぐに、ここへお通ししてねー」側近は、急いでご案内に向かった。
程なくして、王太子サウベロが、応接室へ来た。
王太子サウベロは、聖女見習のネリアーナがいるので、驚いていた。
「ミレ-ヌは、何を企んでいるんだー」とミレ-ヌを見るなり、警戒をしていた。
「サウベロ、警戒しなくても、いいよ。私は、サウベロとネリアーナを、応援することにしているんだー」と穏やかな話し方をした。
「サウベロ、まずお茶でも飲もう」と座ることを勧めた。
サウベロが座るのを待っていた「それでは、ネリアーナ。昨日の闘技場で、騎士様達を治癒していたことと、骨折した人を治した話を、サウベロへ話してやってね」
サウベロは、まだ現実を整理するのに。困惑した表情をしていた。
ネリアーナがゆっくりと「サウベロ様、お久しぶりです。それでは、昨日、闘技場で、騎士様達を治癒していたことをお話し、致しますわ」
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