表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/615

#63 ○エルムズ王国の新たな夜明け(17)その2

①女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】#63 その1

〔王女アリシア〕聖女様達...王都の飛行...


②女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】#63 その2

〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...手紙の返事...


③女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】#63 その3

〔王女アリシア〕リリアーヌの...小言...



◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】


〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...手紙の返事...



 私は、侍女達の話なら、うなぎ弁当かー、と思ったわー


 「ええ、私の直轄領、領都エルモベストのおみやげなの、今度ご招待しますから」と言ってみた-


 すると、王女ミレーヌは「王太子へ手紙を出したり、聖女見習の女性にも手紙を出したのよー。ご招待を受けるし、早く食べて見たいわねー」


 マリアの顔を見ると、また行きましょう的な顔をしていた。そうだ、聖女様達も連れて、湖までの散歩でも楽しもうと思ったわー


 「ミレーヌ、分かりました、三日後に行く予定があるので、おみやげを持ってまいりましょう」と言っておいたのー


 やっと本題に入れるかなー



 「それじゃあ、エミリア話すわね。聖女見習の女性はネリアーナと言って、子爵家の三女なの。それとなく聞いたら、サウベロにも会いたいわ、となったのよ。だから、まだ気持ちはありそうね」


 「それで、治癒魔法を聞いてみたら、最近理由が分かったそうなの。治癒魔法が弱いのは、幼い頃に腕を骨折してるの」


 「それが、原因で魔力系統が細くなっていたのよ。だから、魔力系統の治療をするため、色々と調べたら、異世界聖女様が治した記録しかなかったの」


 「だから、これがとても大変な、問題だったの。これじゃ、あのアイテムを使ってもダメかもしれないわよ」


 「じゃあー、《光の聖女》様に、魔力系統の治療を、試してみてもらおうかなー」と言ってみたわー


 「ああ、そうか、エミリアは聖女様達の保護者みたいなものだから、試すことができるのねー」


 「そうねー、お願いすれば、頼めると思うよー」


 「え、でも、そんな治療は莫大なお金が必要でしょう?」


 「ああ、そうねー、神殿を通すとそうなるわよねー。でも、通さないと私が問題になるのかー」それが問題かーーー!!


 しばらく、考え込んでいたー。あれー! 昔ー、そう前の異世界で、仲間を治療したなー! 私は、治療ができるんだわー


 「少し、ひらめいたから、神殿長とかまわりの人達と、話してみるかなー」


 「えーと、王太子サーベロは留学の申請を出しているけど、この問題が解決しても留学はするのかな?」


 「ああ、それね。聖女見習のネリアーナだけが目的だけじゃなく、私の話で、人種族の国に興味が出たみたいなの」


 「なるほどねー。それなら、王太子サーベロと聖女見習のネリアーナが、私に依頼するようにしてみようかなー」


 「ねー、それは、エミリアへ依頼するの」


 「そうねー、王女アリシアにすると、お試しにならなくなるから。王宮魔導師のエミリアになるわねー」


 「そだうね。変なウワサが出ると国際問題になっちゃうからねー」


 「じゃあー、ミレーヌには、王太子サーベロと聖女見習のネリアーナの調整を頼んでもいいのかな?」


 「うん、分かったわ。それで、おみやげも楽しみにしているからね」


 「はい、任せてねー。じゃあ神殿とか王城とか上手く『お試し』ができるようにしてみるからねー」


 そこで、話を区切って、大使館を後にした。


 帰りに、マリアが心配そうにしていた。


 「ねえ、エミリア、《光の聖女》様に治療のお試しを依頼ができるのー」


 「うーん、あの子は『ビビリ』だから、任せるのは、無理ねー」


 「えー、それじゃあ、エミリアはどーするつもりなのー」


 さて、マリアにどー説明しよかなー、と少し考えた。そうだ、マリアだから...


 「えーとねー、それは、ここにいる卒業した聖女がやるからねー。でもそれらしく七天しちてんの女神様にも手伝ってもらおうかなー。神水みたいな物を出してもらってねー」


 「あー、やはり、隠してましたねー。卒業した聖女だったんですかー?」


 「なんだか、そんな気がしてきたからねー」


 マリアと二人で静かに、笑ったー=^_^=


 帰りに、広場の屋台のおじさんのところへ寄って、少し話をして、グリーンベリーホットケーキを買った。


 マリアと二人で塔に戻って、グリーンベリーホットケーキで、お茶を頂いたわー



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ