#63 ○エルムズ王国の新たな夜明け(17)その1
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】#63 その1
〔王女アリシア〕聖女様達...王都の飛行...
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】#63 その2
〔王女アリシア〕王女ミレーヌ...手紙の返事...
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その17】
〔王女アリシア〕聖女様達...王都の飛行...
食事も終わって、片付けもできた。
「さあー、これから飛行訓練を始めましょうねー」
いつものように、屋上に出る階段をマリアに出してもらい、上っていく。
今日も、いい天気だねー。いつもの、暑さ対策で風通しの良い麻のローブみんなで着ている。
今日は、エリカが、飛行用の流線型のシールド球を出して、偽装ミラージュをする。それから風船のように浮かぶ、フェザー属性を付与してる。更に、飛行魔法のフライトとも重ねている。
流線型のシールド球の中には、バイクのシートのような形のシールドを出して、そこに座る。
ユミナも一緒に作ってる。さあー、できたー エリカは私とタンデム乗りする。ユミナはマリアとタンデム乗りする。
二人とも中々上手に出来ている。
空中をゆっくりと浮かび上がっていく。高さは3m位まで上がったら徐々に加速していくー
そこから、徐々に上昇していって、高度が1,000mくらいになっていく。もう王都は一望できる。
ふたりとも、まだあまり外出していないので、今日の周遊は、女王様即位式のパレードコースを巡る。
馬車から見るのと、上空から見下ろすのは、また違ってくるだろなー
さーあ、今日の周遊は、エリカとユミナが先頭で、飛行操作の訓練だ。王都中央広場をゆっくりと飛んで、次は王都公園、噴水のある池では、花壇で囲まれていて色とりどりの花が咲いている風景を見下ろしている。
それから、王都の修道院、神殿などを見下ろして、周遊している。
エリカとユミナはとても楽しそうに、操作をしている。
ここから、王城の塔へ向かい、今日の訓練というか、帰りにはもう二人は操作に慣れているので、まるでお散歩よね。これで、終わりにした。
次回は3日後にしてみた。
それまでに、この国に留学している女性から、いい返事が来るといいねー、とみんなで言っていた。
王女ミレーヌから、連絡があった。聖女見習の女性から、返事があったようだ。
私は、魔導師エミリアと護衛騎士マリアの姿で、王女ミレーヌの滞在している大使館へ向かったー
受付に行くと、すぐに受付嬢が、応接室へ案内してくれたのー
少しすると、王女ミレーヌが部屋に入ってきたわ
私は、聖女見習の女性の返事が、気になっていたわ。
挨拶を。そこそこにして、話を聞けるかと思っっていたわー
ところが、王女ミレーヌは「夜会の時に、王城の侍女達がごはんにあう、美味しいお弁当の話を聞いたので、興味がありますの」
私は、侍女達の話なら、うなぎ弁当かー、と思ったわー
「ええ、私の直轄領、領都エルモベストのおみやげなの、今度ご招待しますから」と言ってみた-
すると、王女ミレーヌは「王太子へ手紙を出したり、聖女見習の女性にも手紙を出したのよー。ご招待を受けるし、早く食べて見たいわねー」
マリアの顔を見ると、また行きましょう的な顔をしていた。そうだ、聖女様達も連れて、湖までの散歩でも楽しもうと思ったわー
「ミレーヌ、分かりました、三日後に行く予定があるので、おみやげを持ってまいりましょう」と言っておいたのー
やっと本題に入れるかなー
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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