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#62 ○エルムズ王国の新たな夜明け(16)その2

①女王エリーヌの政務の始まり【政務その16】#62 その1

〔王女アリシア〕夜会後...聖女様達...③


②女王エリーヌの政務の始まり【政務その16】#62 その2

〔王女アリシア〕夜会後...聖女様達...④

 ◇◇◇◇◇◇闇に近い妄想?




◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その16】


〔王女アリシア〕夜会後...聖女様達...④


 「ああ、あの夜会のあとで、ウワサになっているのよねー」


 「そうなの、ホワイトサーベルの王太子のことよ。なにかお知り合いのような話を聞いていたので、少し教えてほしいな...と」


 「まあ、あの王太子ね。うーん、話して上げましょうか。実は私との婚約の話が出たので、半分はそれも理由でこちらに来ているのよ」と、更に絡みそうな、発言を聞いてしまったのーーー!! ああ、まだ巻き込まれるのかーーー!!



< 闇に近い妄想? >


 「あの王太子、サウベロはね、隣の国の王族だけど、親戚なのよ。それで、幼なじみかな」


 「その関係で、最近は婚約を両国から薦められていたの。でもね、私が思っているのは、『俺様男』なのよー」


 「昔っから、言うことを聞かないと、イジメたりするし、嫌だったの。だから、しつこく薦めれているから、人種族の国まで来たのよ」


 「え、でもそうゆう人って、いるじゃない。例えば、親しく感じ過ぎて、悪ふざけが過ぎるとか?」


 「いいえ、最近は周りの進言を全く聞かないわ。だから『俺様男』なのよー。いくら王族の政略結婚でも、今の時期に婚約したら、間違いなく王妃にされるわー」


 「えーっと、王妃も嫌なの?」


 「そうなの、だからねー、アリウス様がいいのよねー。王妃になるのはエルナでしょう。私は、側妃でいいわー」


 「それとあの事件が終わった時に、エルナは私を無視して、あなたがライバルと言っていたのを聞いているわよー。本当ー!」


 「それは絶対にないの、ユリウス様と婚約も公表したでしょう。それに、アリウス様に特別な感情もないからねー!」


 「なんだろう、政略結婚でも、側妃も嫌がっているように聞こえるわねー」


 「うーん、本当はそうなの、王族とか関係なく、...冒険者で自由に生きていきたいのー」


 「え、私にはわからないけど、...あれだけの力があるから、できそうねー。いいわねー」


 「でも、あの国を脱出することもできないの...」そして、概略を伝えたのー


 「えー、そうなんだ、じゃあー、本当は王妃から逃れて、側妃も書類上だけにしたいんだねー」


 「だからねー、エルナが言っていた、『王子か王女を産む』と言うのは、あなたの希望が断たれることだったのねー」


 「えー、でもエミリアのストーリーを元に考えると...」


 何か、沈み込んで考えているような...何か悪そうな笑顔をしたり...闇に近そうな計画をしていそうね...


 「えーと、ミレ-ヌ、大丈夫ーーー!!」


 「ああ、色々と考え込んじゃっていたわねー」


 「ねー、聖女様とエミリアの関係って何なのかなー?」


 「えー、そうねー、分かりやすくすると、保護者みたいなものかなー」


 「あー、そうなんだ。じゃあー、だめねー」


 「えーと、じゃあー、なんにしても、ダメにすればいいのかなー」


 「いえ、常識がないと笑われるかも? だけどー、知り合い程度から始めるー、みたいな感じかなー」


 「えー、それって、あのウワサがあって、近づいたら、もうそれだけで、恋愛が決定しちゃうでしょー。いま婚約まで騒がれたら、間違いなく王妃だよーーー!!」


 「じゃあー、私も王妃から関係が切れるような、案があるわねー」


 えー、ミレ-ヌはやはり、闇に近いところまで、考えていそうだわーーー!!



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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