#60 ○エルムズ王国の新たな夜明け(14)その5
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】#60 その1
〔女王様の即位式6〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ③...
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】#60 その2
〔女王様の即位式7〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ④...
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】#60 その3
〔女王様の即位式8〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ⑤...
④女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】#60 その4
〔女王様の即位式9〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ⑥...
⑤女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】#60 その5
〔女王様の即位式10〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ⑦...
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】
〔女王様の即位式10〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ⑦...
※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります
ああ! 久し振りにエミアーヌに小言を言われたなー。まだ、心に響くから、私は純真さは残っているわねー
「はい、久し振りの、お小言は心に染みます。注意するようにしますから」
私が叱られているところを見て、固まっていたミレ-ヌとエルナちゃんは、笑っていたわー=^_^=
私達が、お茶を飲んでいると、リリーが部屋に入ってきた。
「今回の事件を夜会にあまり影響がないようにと、相談してまとめたから、伝えるわね」
「誘拐未遂があったこと。被害者は、王女ミレ-ヌと王女アリシア。魔導士エルナと護衛のマリアの働きで、犯人は逮捕、被害者は無事に保護された」とするからね。
「エルナは、今回の英雄だから夜会の発表に、私と一緒に出てもらうからね」
「王女ミレ-ヌと王女アリシアは、別室で保護されていることにするから、この部屋で待っててね」
「王女ミレ-ヌは、被害者だから、後で大使が迎えに来てくれるように連絡してあるからね」
「えーと、それって、叱られませんよね」と少し不安そうにしていた。
「そうね、被害者だから今日は、大丈夫だと思うわよ」とリリーは、少し安心をさせていた。
「後は、エミリア(アリシア)はエリーと私から少し話があるからね」ここで、待っててね。
私は、少し大胆な事をしていたから、覚悟はしていたわ。結構、お姉さま方に叱られるかなー、と私も思っちゃったー
リリーとエルナちゃんは、夜会の会場へ向かって行ったわ。
夜会の会場は一時騒然としていた。しかし、一時的に騎士団長より、誘拐事件が発生したが、未遂に終わった。被害者は無事に保護されています。また、犯人は全員捕縛した、と発表していたので、今は静かになっていた。
リリーとエルナちゃんは、女王様のところへむかっていた。
女王様は、あなた達を待っていました。では、正式に発表を頼むわと、騎士団長へ伝えた。
騎士団長はステージ中央に立った。
「先ほどの誘拐未遂事件について発表します。今夜の夜会に紛れて、犯人は庭師に化けて庭園に潜んでいました」
「被害者は、サングッデー国の第三王女ミレ-ヌ様と我が国の第二王女アリシア様でした」
「我が国の英雄リザリアの弟子で、王宮魔導師のエルナと王女アリシア様の護衛騎士マリアの働きで、事件を未然に防ぎました」
「この活躍により、犯人達は全員捕縛しております。誘拐の目的については、今後あきらかになるでしょう。これについては、追って発表になるでしょう」
「被害者は、別室で保護していますので、この場にはおりません。無事であることは、確認できております」
「では、王宮魔導師のエルナと王女アリシア様の護衛騎士マリアをご紹介します」
エルナちゃんは、リリーからステージ中央へと指示された。
エルナちゃんとマリアが、ステージ中央へ立った。騎士団長の拍手が始まりとなり、会場の参加者から拍手と称賛の声が響いた。
この発表を境に夜会は、また盛り上がって行った。
エルナちゃんは、アリウス様のところへ行った。アリウス様は「エルナすごいねー」と仲良しさんをしていた。
ユリウス様が動こうとしたら、エミリアは静かに、させておいてあげなさいと、止められた。
王女ミレ-ヌ様は、大使が迎えにいって、夜会を途中で帰って行った。
そして、夜会を締める。宰相からの挨拶のがあり、夜会は解散となった。
夜会の後に、女王様とリリアーヌが、ユリウス様とアリウス様、エルナへ、エミリアのところへ行くからと伝えて向かった。
別室で、ゆっくりとしていたアリシア(エミリア)のところへ、女王様達が入ってきた。
あれ! 私はみんなから、叱られるのかなーーー!! と驚いていたー
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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