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#60 ○エルムズ王国の新たな夜明け(14)その1

①女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】#60 その1

〔女王様の即位式6〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ③...




◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その14】


〔女王様の即位式6〕王女アリー...暗殺の舞台ウラ③...


※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります


 夕暮れ時になっていた。ソロソロ女王様とその婚約者、側妃予定の女性達が登場しました。


 女王様の夜会の挨拶がはじまっている。


 「本日は、私の女王即位を祝う、夜会にお集まり頂き、感謝します」


 「私が厳選しました、飲み物や食べ物をご用意しております、ぜひ楽しまれいただくことを...」と色々な言葉を含み、挨拶の実況は...私ナレータが割愛かつあいさせていただきましたー

 


 夜会が始まり、各国の王族や大使などが、女王エリーヌ様へ挨拶へ訪れていた。


 女王様の右側にはユリウス様、左側には、リリアーヌ(リリー)とアリシア(アリー)が並んでいた。


 アリウス様とエルナ嬢が挨拶にきたり、獣人国サングッデーからは王女ミレ-ヌと大使が来ていた。


 あらかた外国のお客様の後に、国内の貴族たちが、ここぞとばかりに家門を憶えてもらうように、売り込みの挨拶の列ができていた。


 その中に、リリーが気付きアリーへ、指でつついて知らせていた。デルタール公爵がいた。夫人を伴わずに単独で来ていた。


 挨拶の中で「ワシの後妻に良い人がいたなら、ご紹介して下さい」といいながら、王女アリシアを眺めていた。


 ユリウス様が「ここにいる者は、私の妻になる者ばかりですから」と話を切っていた。


 リリーは「何だかネッチッコイ目で、アリーをみていたわよ。気を付けなさいね」と私に囁いていた。


 私は何が悲しくて、ワザワザあんな人に嫁ぎますかー。それならばユリウス様の方がまだまだ良いと思うわ、と思っていたわー


 聖女様達も神殿長の代わりの神官に連れられて挨拶に来ていた。


 聖女様達は、女王様から戴冠たいかん式のお褒めの言葉を頂いていた。とても嬉しそうにしていた。


 何とか長い挨拶の列も終わっていたわー


 周りをみて見てみると、聖女様達は、どこかの国の王族?と話をしていた。先ほどの神官が付いているので、大丈夫だと思っていた。



 サングッデーの王女ミレ-ヌを見ると何やら城で見かけない、使用人にメモ見たいな物をもらっている瞬間を見た。


 そのメモを見て何やら、複雑な表情を見てしまった。


 でもそれを見ている別の視線を感じた。あれ、エルナちゃんじゃなーい。


 しばらくすると、その使用人が私のところにきて、何やらメモを渡してきた。


 ものかげで、メモをみた。あー、大変! ミレ-ヌちゃんが、さっきのメモの偽装で呼び出されちゃったのねー


 私は、コッソリと女王様から離れて、王城の庭園に向かったー。


 花壇が一段と高くなっている場所の裏へ行った。


 そこには、縛られている王女ミレ-ヌがいた。


 やはり、ミレ-ヌちゃんは呼び出されて、捕まっていた。


 一人の男が小声で「メモを見ただろう! この王女を無傷で返して欲しければ、お縄につけ」と言われた。


 私は、手かせをされ、首に魔封じの首輪をされた。


 そこで、私は「この王城から簡単に、人を運び出せると思っているようね」と言ってみた。


 「ああー簡単にできるよー。なー旦那」と誰かを呼んだ。


 出てきたのは、執事服の男だった。「おおーおお、簡単に上手くいったな。うちの旦那様の後妻になってもらうからなー。公爵様」と呼び出した。


 出てきたのは先ほどの、デルタール公爵だった。「おおー、よく見るとまだ若いなー。これは良い嫁が手に入った。王女様といえども一人の女だ。今晩はたーっぷりとかわいがってやるからなー」



できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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