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ゴブリンになった人間  作者: 火川蓮
第4章
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Quiet talk 取り巻きたちの疑問その2

取り巻きのゴブリンナイトの話です

ボレスの取り巻きの1人のゴブリンナイトが声をかけた


「どうだった?」 


「ダメだった...

リュディアの野郎と関わり続ければわかるってさ」


「なにそれ」

 

ボレスの元に行ったゴブリンナイトはボレスと最も親しい者No.2である

聞いてきたのはNo.3だ


No.3~No.6は拠点から少し離れた森の中の洞穴で密会していた

この場所はNo.5が狩りをしてるときに見つけた場所だ

草木に隠れており外からは…見つけにくいところにある

洞穴を見つけ入ったときは、熊が数頭いたが全て殺して食料となった


この洞穴の中にいた熊は以前…リュディアが戦った魔物の下位種である

"フォレストベア"という魔物だ

"マーダーグリズリー"と比べて力も…能力も知能もものすごく低いのだ

ランクでいうと"Dランク"程度

"マーダーグリズリー"は"Aランク"を超える化け物である

"ゴブリンナイト"のランク"Cランク"である

この"ランク制度"はかつて"冒険者ギルド"が決めたものだ


冒険者は危険な仕事を請け負って生活している

そしてランクが上がるごとに難易度がはね上がるのだ

新人などに上位の危険な仕事をさせるわけにはいかない

冒険者ギルドができた当初、そういう取り決めがあり、この"ランク制度"が可決されたのだ


ゴブリンナイトたちは…ボレスが以前ように勇ましい存在に戻って欲しかった

取り巻き達からしたら…今のボレスは"腑抜けた"感じにしか見えなかった


"群れの為に力を使うこと"が取り巻きたちからすれば、それが残念でならないのだ

以前のボレスは相手が"強いやつであろうと弱いやつであろうと"ぶっ飛ばしていた

逆らうやつは殺したりもしていた

取り巻きたちは"それ"がカッコイイと思い、ついてきたのだ

それなのに...それなのに...

全ては"リュディアが原因"と考えていた

"どうにかできないものか"と取り巻き達は話し合いを続けるのだった

誤字、脱字、不自然な文章があれば指摘お願いします

読んでくれてる方ありがとうございます

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