chapter61 獲物の回収について
猿たちを迎撃したおれたちは、鳴き声で騒がしい中…獲物を確実に仕留める為、樹木に下敷きになっているであろう…猿たちの元に向かった
「...ここだな」
1匹の猿が樹木の下敷きになっている
「キーィ!!」
下敷きになった猿はおれたちをみて精一杯威嚇している
「悪いな、これもおれたちが生きる為なんだ」
おれはそう言って猿の頭に"土魔法"で作った槍を突き刺した
その後、"風魔法"で樹木を切断して、どけて仕留めた猿を回収する
「よし、次行こう」
こうしておれたちは猿たちを仕留めては樹木を切断しては…樹木をどかし、獲物の回収しを繰り返し行った
「...ふぅ、とりあえず猿たちは全部回収したな
次は、イノシシたちを回収したいところだけど... 」
おれはそこで言い淀む
「数が多いんだよね?」
ゴブリンナイトくんがそう言ってきた
「そうなんだよね
群れは4ヶ所あって1ヶ所につき子供も合わせて40匹くらいいるからね
応援を頼んでも... 全部は持って帰れないだろうなぁ
足場も悪いし」
その足場を悪くしたのはおれなんだけどね
"何故"それほどまでに広くしたかと言うと猿たちが散った範囲が広くて"狭範囲"で迎撃するのがめんどくさかったからである
10m以内だと猿たちが全員いた為、その範囲にしたのだ
まぁ、明らかに...10m以上の範囲の樹木を伐採してしまったけども...
まぁ、まだ昼前だし応援呼ぶのはありかな?
おれが色々考えているとホブゴブリンたちが声をあげた
「オウエン?」
「なにそれ?」
うん、知ってた
おまえたちはそういう言葉知らないよね...
「仲間を呼んで助けてもらうことだよ」
とおれは答えた
「ごはんって…増えるんだよね?」
1体のホブゴブリンがそう聞いてきた
「増えるね」
とおれは答える
「なら…やろうよ」
とホブゴブリンが言ってきた
「拠点に帰って仲間を呼んできてもらえるか?」
とみんなに言う
「ボクが行こうか?」
ゴブリンナイトくんがそう言ってきた
「いや、君にはやってほしいことがあるから、ホブゴブリンたちがいいかな?」
とおれは返した
すると全員(6体)で行こうしたので
「2人でいいかな?」
とホブゴブリンたちに待ったをかける
そしたら「え?」という感じでホブゴブリンたちが振り返った
「残った者たちにもやってもらいたいことあるからね」
とおれは続けて言葉を出した
「どうして2人なんだい?」
とゴブリンナイトくんが言ってきた
「拠点に戻るなら猿たちを運んでもらおうと思ってね
でもさ、獲物を狙って襲われるかもしれないだろ?
両手が塞がってるのに戦闘は出来ないし
魔法が使えたら別だけどね…
つまり、運び役と護衛だよ」
とおれは答えた
「やってほしいことというのは?」
とゴブリンナイトくんは続けて聞いてきた
「獲物と樹木の運びだよ
仲間が来るとしても時間かかるし、なるべく運びやすいようにしておこうかな?って思ってね」
とおれは返した
「さっきみたいにリュディアが魔法を放って樹木を運びやすくするのはダメなの?」
とゴブリンナイトくんは言ってきた
「ダメではないけど、拠点を作るのにも武器を作るにも樹木は使うからなるべく残しておきたいんだよね」
とおれは答えた
「そうなんだ
ゴブリンたちも増えてきてるし、それは大事だね
仕方ないかぁ... 」
とゴブリンナイトくんは言ったのだった
「力仕事かぁ
それには自信があるよ」
と1体のホブゴブリンが言う
「オレは自信ないな
足の速さには自信あるよ」
と別のホブゴブリンが言ってきた
その後、話し合いの末
拠点に戻り、仲間たちを呼んでくる組とこの辺りを整備して獲物を運びやすくする組が決定した
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