chapter54不気味な気配
Dグループと狩りを終え、獲物を蔓で縛り、帰っている途中、拠点の方から嫌な気配を感じたおれは狩った赤いイノシシと跳ねウサギを担いだまま拠点へと急ぐことにした
「お前たちは急がなくていいからな」
おれはDグループの4体にそう告げて走る
気功術を使ったから一瞬である
突然、現れたおれにゴブリンたちが慌てるがそんなことを気にしている余裕はないし説明する余裕もない
おれが着いたとき"西南"から、数十体の強い気配を感じた
おれは気配を感じた方に空いてる手を伸ばし魔法を放つ
「"魔獣鑑定"」
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【種族】「キングドッグ」
大型の犬の魔獣で群れのリーダー
臭いで相手を追い、追いかけ回し疲弊させてから食らう
鳴き声を使い分け群れの指示をする
群れはキングドッグの鳴き声には逆らえない
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【種族】「ドッグロード」
大型の犬の魔獣でキングドッグの補佐役
やることはキングドッグと変わらない
群れの至らないところをフォローする役割を主にする
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【種族】「フォレストドッグ」
中型の犬の魔獣
数十頭の群れで行動する
群れの中では立場が一番弱い
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【レッサードッグ】
中型の犬の魔獣
数十頭の群れで行動する
群れの中では立場は二番目に弱い
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まーたヤバそうなのが来たよ
おれが"風魔法"を放とうとしていたらボレスが話しかけてきた
「どうした?」
「森の奥から強い魔獣がたくさんくるよ」
「たくさん!?数は?」
「んー20匹くらい
みんな!!敵が来るから気をつけて」
おれはゴブリンたちに注意を促した
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数分ほどすると三匹の犬が現れた
三匹の犬たちとは別で、後ろのほうに一際強い気配のやつが二匹いるな
先頭のこいつらは先遣隊か
さっさと片付けるか
数が多いから面倒だ
おっとその前に
「みんな、犬たちの狙いはおれたちの食料だ
取られないようにね」
"なんでわかったか"というと先遣隊の3匹が
おれをというか赤いイノシシを見た瞬間に
涎を垂らしてきたからだ
そう言って赤いイノシシと大量の跳ねウサギをそこら辺にほん投げる
ホントはもっと優しく置きたかったけど
今は緊急事態だ
四の五の言ってる場合ではない
こうして犬たちとの戦いが始まった
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