chapter48ホブゴブリンたちの進化
森の奥から帰ってきてトラブルも解決した
もう疲れたから寝たい
「聞きたい話はあるだろうけどまずは寝かせて」
「しゃーねーなぁ」
ボレスはそう言った
おれはファイアウォールを消し洞窟の中に入ろうとしたらボレスが話しかけてした
「あ、そうだ
"あれ"食べていいのか?」
ボレス"フォレストウルフ"を指してそう言う
「構わないよ
熊は明日のみんなの朝ごはんだからな」
「おう」
ボレスと会話して熊を抱えておれは洞窟の中に入り眠りについた
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翌日
目を覚ますとゴブリンたちはホブゴブリンとゴブリナに進化しボレスとその取り巻きたちちも進化していた
ボレスたちは"ゴブリンナイト"へと
上位種に進化したのだ
"ゴブリンナイト"はホブゴブリンより少し大きいくらいだな
「ついに進化したのか」
おれはボレスに声をかける
「おう」
と返すボレス
「その剣と盾は?」
ゴブリンナイト進化したボレスとその取り巻きは"武器"を持っていたのだ
粗末な感じの木製の武器だけど
「進化したときに目が覚めちまってな
作ってみたんだ」
ふむ
「鑑定してもいいか?」
「ああ」
「魔獣鑑定」
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【種族】ゴブリンナイト
【名前】ボレス
【体力】500/500
【魔力】50/50
【能力】
【生産系スキル】
武具生成(1)
鍛冶(1)
精錬(1)
木工(1)
【戦闘系スキル】
体術(3)
投擲(1)
身体操作(2)
気功術(1)
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ふむ、武器のほうは?
「鑑定」
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『ゴブリンソード(木製)[一般級(下級)]』
『ゴブリンシールド(木製)[一般級(下級)]』
ゴブリンナイトが作った武具
今にも壊れそうな見た目をしている
武具としての性能はイマイチ
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「へぇ、武器生成とか鍛冶を獲得したのか」
今は残念な感じだけど作り続ければ良くなっていきそうだな
「武器生成と鍛冶か
昨日作ってるときに手順が頭に流れてきたのはそれが原因か
初めて作るにしてはおかしいと思ったぜ」
「ほう、そんな感じなのか、便利だな」
おれは少し考えて
「武器の生成だけどさ」
とボレスに声をかける
「おう」
「作っていけばもっと良くなるかな?と思うけどどう思う?」
「それは思うが... 道具がねぇな
昨日もちょうどいい枝や幹を加工して作っただけだしな」
なるほど
だからそんな感じなのか
「魔法が使えれば"鍛冶と武器生成"の向上になりそうだけどね」
「そうなのか?」
「おれが知ってる知識"では"になるけど... 」
おれは前世の記憶からボレスに鍛冶に使える魔法について話をすることにしたのであった
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