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ゴブリンになった人間  作者: 火川蓮
第1章
13/106

chapter13集団訓練その4Bグループの指導

翌日

おれは日課にしている筋トレと魔法の練習を軽く済ませBグループの指導をすることにした


このチームは魔法が使えるゴブリンが二匹ほどいる

改善するところを改善すればもっと伸びるはずだ


では早速出発


■■■■


獲物をみつけるも問題もなく仕留めるのも問題もない感じがする

ただ少し気になることが、魔法を使う二人のゴブリンの連携がなってないようにみえた


槍を使うゴブリンたちは上手く立ち回っているがそこに魔法を使うゴブリンが入ると上手く機能していない感じがする

これは魔法を使うゴブリンたちの経験不足によるものだ


せっかく、槍を使うゴブリンたちが追い詰めてるのに魔法を使うゴブリンたちはあらぬ方向に魔法を飛ばしている


獲物に当たるときもあるし獲物の動きを制限するときもあるただその"ムラ"が大きすぎるのだ


課題が見えてきたところでおれはBグループを集合させた


「よし、お前たちの改善点がみえた

魔法を使うゴブリン二人」


「「はい」」


「魔法を制御することに意識してやるように

あとは暇な時間や寝る前とかに"ファイア"の魔法で練習するといいかもな

最初は普通に発動させて、魔力を少しずつ少なく流すようにするとか"ファイアボール"を狙ったところに何度も当てられるようにするとかコントロールすることを意識してやってみくれ」


「「わかった」」


「槍を使うゴブリンたちは問題あるようには見えなかったからこれからもその調子で頑張ってくれ」


「「「はい」」」


「次の獲物で魔法で動きを制限させて捕獲しやすくするようにしてみるからふたりは頑張ってくれ

槍を使うゴブリンたち

獲物を見つけたらさっき教えた通りの配置についてくれ」


「「「わかった」」」


それから10分後


「みつけた」


ゴブリンのひとりが声をあげる


「魔法をゴブリンはおれの後ろに

槍を使うゴブリンたちは配置についてくれ」


「「「「「わかった」」」」」


「では、いくぞ」

まずあの獲物(角ウサギ)の動きを制限する

"ファイアボール"」


おれは角ウサギの前方に"ファイアボール"を放つ

すると地面に着弾しぜる

角ウサギはビックリし反対方向に逃げようとするが

おれはすかさず、また"ファイアボール"を放ち行く手を制限する

すると"ファイアボール"がぜてない奥の(ゴブリンたちがいない)方向に角ウサギは逃げようとするがまた行く手を遮るように"ファイアボール"を撃ち込み制限する


すると角ウサギは"ファイアボール"が撃ち込まれていない1ヶ所に向かって走り始めた

だがそこには槍を使うゴブリンたちが待ち伏せてしており、三匹のゴブリンの槍捌きにより負傷して捕獲された


「まぁ、こんな感じだ」


「「なるほど」」


「魔法を制御できればこんな風に他のものたちの補助にもなる」


「すごい、やりやすかった」


「あんな風にするんだな

獲物が自分から飛び込んでくるとは」


「魔法の扱いが上手いやつがやるとこんなにも違うんだな」


「魔法は想像力だからイメージするといいかも

さっきおれが放った"ファイアボール"を見本に練習してくれ」


おれは魔法が使えるゴブリン二人にそう声をかけた


「「はい」」


「んじゃ、魔法の練習しながら狩りを続けるぞ

魔力切れを起こさないように交互に魔法を撃ってくれ」


それからはみんなで狩りをして、角ウサギ50匹、150cmくらいニワトリを二匹ほど仕留めて巣へと持ち帰った 


今日のBグループの成果ば角ウサギ全部で70匹、小さなネズミ50匹、でかい(150cm)ニワトリ二匹だ


角ウサギ20匹と小さなネズミは美味しく頂いた

ニワトリだから二羽なんだろうけど、明らかに、普通のニワトリではないから数える時の単位がわからんな

誤字、脱字があれば指摘をお願いします

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