chapter12集団訓練その3各グループの進捗状況
Aグループの狩りの指導が終わり、獲物をたくさん持ち帰った夜
おれはほかのチームはどんな感じなのか聞いていた
ちなみに、午前中は訓練をしていた為
狩りは昼から夕方にかけて行った
やはり、狩りの経験が乏しくうまく行ってない感じみたいだな
狩りは成功はしたが取り逃がしたのが多かったみたい
まぁ4グループのうち、一匹も魔法が使えないところもいるからなぁ
Bチームは手にいれることができた獲物は60匹くらいだそうだ
みつけた獲物は80匹くらいみたいらしい
持ち帰ってきた獲物は40匹ほど
このBチームは魔法が使えるゴブリンがいるから、上手く行ったのだろう
それでも本人たちはもっと捕獲したいとのこと
聞けば、魔法で狙ったところにいかなかったり槍を突くときに失敗したりしたそうだ
明日はBグループの指導にいく予定だし
その時にアドバイスしてやるとしよう
そう話をしてBグループとは解散となった
次はCグループだな
このチームは魔法が使えるゴブリンがいない
槍捌きだけで捕獲しないといけない
みつけた獲物は50匹を越えたらしいが、手にいれることができた獲物は20匹くらいだそうだ
持ち帰ってきた獲物はなく道中で食べたとのこと
あと少しで捕獲できた場面もあったらしく、悔しがっていた
聞いてみると槍が当たらなかったり、隙間から逃げられたりしたそうだ
ふむ
ならば、おれは彼らに罠を仕掛けることを提案してみる
予め、穴を堀りそこに獲物を誘導しそこに獲物を落として、槍で止めを刺す
穴を掘るという手間な作業があるが獲物を取り逃がすことは少なくなるはずだ
一度、穴を掘れば何度も使えるし使ってない時に、獲物がかかってることもあるかもしれないしな
回収するときは槍を獲物に刺して回収すればいいわけだし
深さと大きさとやり方など注意点を説明してCグループとは解散となった
次はDグループだな
このチームも魔法が使えるゴブリンがいる
みつけた獲物は50匹くらい手にいれることができた獲物は40匹くらいだそうだ
これはいい感じではないだろうか?
でも、失敗した場面も多く獲物を仕留めることができても加減を間違え、ダメにしてしまったこともあったそうだ
魔法の火力調整は難しい
魔力を込めれば込めるほど威力があがる
逆に少なすぎれば発動しない
その境目を見極めるのが難しいのだ
これは地道に練習して慣れるしかない
"感覚"でやるものなので他の者が教えてあげられるものではないのだから
"ファイア"の魔法で養ってもらうしかないな
槍捌きの方を聞いてみるとそちらは問題もなく獲物仕留めることが出来たそうだ
失敗もしてはずすこともあったそうだが他のものがフォローしなんとかしたそうだ
改善点は些細なことだったのでこれからも練習するように言って、魔法が使えるゴブリンには魔法の制御を意識するように言ってDグループとは解散となった
ホブゴブリンくんが率いたゴブリンたちは問題もなく狩りをしたそうだ
このチームは魔法が使えるものはいないが"気術"を教えたら使えるようになったので気術を用いて獲物を仕留めていったそうだ
今回の狩りはこんな感じだった
明日に備え、寝るとしよう
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