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ゴブリンになった人間  作者: 火川蓮
第1章
10/106

chapter10集団訓練その1

翌日

おれはいつもの日課を軽く済ませた

ゴブリンたちに色々教えることになったので

20匹以上のゴブリンたちに教えている


「槍はこうしてこう使うんだ」


「こう?」


「違う

もっと身体を使って... 見てて... こうしてこう」


「こう?」


「そうそう、いい感じ」


やはり、体力はないのかすぐにバテてしまうな

そこらじゅうでゴブリンたちが倒れている


一緒に狩りをしていたゴブリンたちはほかよりも体力がついていたみたいでまだ頑張っていた(一時間くらい長く)

一緒に狩りをしていたホブゴブリンはまだ頑張っている(二時間経過)


うーん

休んでる状態でなにもしないのはもったいないと思ってしまうな

休憩終了してもすぐには始めないだろうし、そうだなぁ


「みんな、その状態(倒れこんでる)でいいからきいてくれ」


ゴブリンたちが「なんだ?なんだ?」と騒ぎ立つ


「自分の中に"なにか"があると思うんだ

それを感じてみてくれ

胸の辺りにあるはずだ」


するとポツポツと声がし始める


「うーん?」


「なんかあるようなないような?」


「2つのなにかを感じるよ?」


「なにこれ?」


「わからん」


と様々な声がし始めた

確か、ゴブリンって炎の妖精の性質を持ち合わせてるときいたことあるんだよなぁ

なのでものは試しに


「片手を洞窟の外に向けてくれ」


とおれは言いつつ、水魔法の準備をする


「そして胸に感じたものを意識して、出した片手から出すように意識してこう言ってくれ"ファイア"と」


「「「「「「「"ファイア"」」」」」」」


すると数名のゴブリンたちの手から火が吹き出した

どうやら成功らしい

ほかのゴブリンは上手く感じ取れていなかったのだろう

ゴブリンたちは驚いていた


炎は数秒だけ出てすぐに消えた為、森に引火はしなかった

でも火が通ったところは熱せられただろうから水を撒いておく

"クリエイトウォーター"っと詠唱し熱せられた部分に水を撒く

これは水を出すだけの魔法だ


「今のが魔法だ」


おれがそう言うと


「「「「「「おおおおおおおおおおおおお」」」」」」


という雄叫びがあがる中


あ、最近、ホブゴブリンたち見てないな

どこ行ったんだろう?とどうでもいいことを考えていた

誤字、脱字があれば指摘をお願いします

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