『風景変容における、視覚の光』・・・『詩の群れ』から
『風景変容における、視覚の光』・・・『詩の群れ』から
㈠
視覚が変化している状態で、眼がキラキラするんだ、眩しくてね。
そうか、一体全体、どうしちまったんだろうね。
だろう、そして、その結果、畢竟、風景も変容したって訳さ。
成程な、二つの重なりによって、身体が異変を感じ取っているんだよ、だろうだ。
㈡
このまま、速度が加速して、光に満たされたなら、光が見えなくなるだろうか。
そんなことはあるまい、充分に光に、俺もお前も、救われているよ。
そうだろう、光の在り処、それは、眼の中にあるんだろうか。
そうだろうよ、だろう、だろうだ、え?
㈢
風景変容における、視覚の光において、我々は、神のお告げの様に、思う訳なんだな、だろうだ。
だろうだ、光が闇を切り裂いて、コロナもいつしか、ノックアウトだろう、だろうだ。