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プロローグ

新連載です。頑張ります。










 冒険者、それは、依頼を受け仕事を果たす何でも屋。

 それは、魔物を屠り食いつなぐならず者の集団。

 それは、明日も保証されない綱渡り。

 ──そしてそれは、自由の象徴だ。








 ■■■









「ふふ、ふふふふふ、遂にこの時が来た······」


 見渡す限りの青々とした草原。真上から照りつける日差しを一身に受け止め、彼は疾走する。

 流れる景色、掻き分ける草むら、黒光りする二輪の車体と騎乗する男。

 風を割って進むそれは〝バイク〟と呼ばれる最新の魔道具だ。


「クルシーズ騎士学園への入学、今までのドロドロした人生とおさらばだ······」


 容赦なく叩きつけられる風に灰色の髪を揺らし、ゴーグルの下で透き通った青い目を妖しく光らせる。


「くくくく、ふーふっふっふっふ、アーハッハッハッハッハ、ヒーッヒッヒッヒwwニョホwニョホホホホwww」


 涙目になりながらも、嬉々としたように男は前を見据える。


「待っていろ学園生活、俺の青春!今行くぞぉぉぉぉぉ!!」


 男は地平線に溶けていく。白亜の神秘的な剣を腰に下げ。




 ──彼の名前はクルス。

 Eランクから始まる冒険者たちの頂点、Sランクの冒険者だ。



 彼の剣技を見た者は余さずこう口にした、



 あのお方こそ、〝最強の冒険者〟だと。













余りの短いプロローグ

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