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株式会社 Ana  作者: ライモン
4/4

始まり2

 するとアンナの口から

 「先輩、炭酸水は一般的に健康に良くないイメージがありますけど実は体にいいみたいですよ。」

 「へー、体にいいってどんな効果があるの?。」

 「はい、疲労回復、整腸作用、血行増進、美肌効果がありますよ。そういえば、先輩ってEDは治ってないですよね。」

 (ぐは)

 思いもよらぬ所からダメージを受ける薫。

 確かに俺は未だにEDだ。ここで見栄を張ってもう一人の俺自身は奮い立つと言っても意味はないので素直に答える。

 「まだ…治ってないよ。」

 薫は笑顔から暗い表情になり、何年間前のことを少し思い出す。

 かなり恥ずかしいことだが俺は過去にEDを治すため、病院に行ってバイ●グラを処方してもらい、服用したが俺の息子は反応してくれなかった。また、前立腺を刺激すればEDが治ることを調べて分かったのでアダ●トショップに行き、エネ●グラを購入して使用したが俺のJrは反応してくれずに現在に至っている。

 少し過去のことを思い出していたらアンナから衝撃的な情報が寄せられる。

 「それなら先輩のEDは治るかもしれないですね。」

 「え…。」

 薫だけ数秒間、時が止まっていた。今の発言を受け入れるのはちょっとだけかかる。

 薫は死んだ魚の目から光耀く魚の目に一変し、興奮が収まり切れずにアンナに詰め寄って質問をする。

 「何でEDを治すのに炭酸水がいいの? もしかして俺復活するの?」

 ヒートアップした薫は鼻息が荒々しくなるだけではなく、アンナの両肩を両手で掴んでアンナの瞳を見つめる。

 アンナは今までの薫を見たことがなかったのか呆然としていたがすぐさま我を取り戻し、問に答える。

 「はい、炭酸水を飲むと体に二酸化炭素が吸収されます。すると体が酸欠になっている状態だと勘違いし、体が酸素をたくさん取り込むために血管を広げて血行が良くなるのでEDを治すには期待ができるみたいですよ。あと先輩、少し落ち着いて下さい。」

 アンナは顔を赤らめながら薫から目線を外す。

 「ごめん、アンナちゃん。興奮が収まり切れなくて…。」

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