始まり
書類整理をして40分ぐらい経つ。
Anaの勤務時間は10時から18時30分でたまぁに残業があるくらいだ。
黙々と仕事をこなしていると明るい声が聞こえてきた。
「おはようごさいます、先輩」
「おはよう、アンナちゃん。」
彼女の名前は月山アンナ。入社して3年目で21歳だ。髪は黒でショートへアー。身長は160センチで女性としては高身長であり、スタイルが抜群だ。当然社内からもかなり人気がある。
でも、なぜAnaに就職したのかは未だに謎である。むしろAnaじゃなくて違う会社に転職したほうが今後、彼女のためになるのではないかと俺は思っている。
「先輩、差し入れです。」
「ありがとう、アンナちゃん。今日も一日仕事を頑張れるよ。」
彼女がバックから水筒を取り出して薫に渡す。
彼女は炭酸水を作る器具を持っているため、自宅で作っているらしい。しかも俺に合わせて炭酸の強さを合わせてくれるため、とてもうれしい。
「いただきます。」
「どうぞ、先輩。」
一口飲むと体がリフレッシュされ、疲れが吹き飛ぶ。気が付けば水筒の中に入っていた炭酸水はなくなっていた。未だに思うことがある。
(いつもどうして俺が飲んでいると彼女の口元がニヤリとするんだろう?。大したことじゃないから別に気にしないけど…。)
「いつも悪いね。」
「いえいえ。気にしないで下さい、先輩。」




