表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀の幻術師  作者: 青いみかんΣ(-∀-;)
3/11

逞しくなれ。

「うん?今度は、どこ?つーか。近くに人いるの?」

美月の視界には、見渡す限りの森が広がっていた。

「それに何か体のサイズがちいさくなってないかぁ?」

自分の体を確認すると明らかに17歳のサイズではなく、6歳くらいのサイズしかなかった。

「おいおい。児童を森の中に放り投げるとか確かに外道な神様だよ。」

誰かに返事を期待して言葉に出した訳ではないが自然と口から愚痴がこぼれた。

「別にそっちの意味の神じゃないよ。失礼だなぁ。」

美月の頭の中に少し怒ったような声が直接響いた。

「あれ?いたの?」

美月は、頭の中で思ったことを浮かべた。

「まぁ。ちょっと、忘れててね。よいしょ。とりあえず、言葉は通じるし、意味も理解出来るように調整しといたから。これで大丈夫。あとは、適当に頑張ってね。」

「おい!ちょっと待てよ。最初は、案内とか色々あんだろ?」

シーン。美月が返事を待ってもいっこうに返ってくることは、なかった。

「チキショー。今後、会ったら討伐してやる。」

静かな森の中で美月は、1人固い決意をした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ