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# 第三十六章:エルフの王国アルカスへの強行転移
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## **1. 外交戦略の宣言と、クロードの葛藤**
聖王宮の謁見の間。
コウタ一行は、勇者クロードと対峙していた。
コウタの隣には、黒い全身ローブを纏い、顔を仮面で覆ったゴブリン助が控えている。その不気味な佇まいに、クロードは顔をしかめた。
クロード「コウタ。貴様の力は認める。だが、その汚れた外見と、正体不明の不気味な従者を連れて行く行為は、聖戦士の尊厳を汚すものだ!」
コウタはビン底メガネを光らせ、ニヤリと笑った。
コウタ「デュフフフ! 貴殿の『清廉な格』が、拙者の『汚れたチート』を正当化する道具でござるよ!」
クロードは眉をひそめたが、コウタは構わず続けた。
コウタ「魔王討伐には、エルフの王国アルカスの力が不可欠。ユリナ殿の『エルフの血統』が、その外交チートの鍵でござる!」
クロードは、コウタの汚れた外見と黒ローブの謎の従者がエルフの聖域を穢すことに激しく反対した。
しかし、魔王討伐という大義と、コウタの圧倒的な力の前に、彼の反対は無力だった。
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## **2. 次元転移チートによる強行突入**
コウタ「フンッ! 異論は無用でござる!」
彼はユリナの方を向いた。
コウタ「ユリナ殿! 貴殿の『血統』で、エルフの王国への『門』を開くでござるよ!」
ユリナ「はい、ご主人様! このメスブタ奴隷の血統、存分にお使いくださいませ!」
ユリナは、エルフの聖域に繋がる隠された座標をコウタに伝える。
コウタはビン底メガネを光らせ、『次元転移チート』を起動した。
空間が歪み、禍々しい光がポータルを形成する。
黒ローブのゴブリン助が先頭に立ち、汚れた聖戦士一行と屈服した勇者一行は、ポータルへと足を踏み入れた。
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## **3. エルフ側との接触と、衛兵の困惑**
コウタ一行がポータルを抜けて降り立ったのは、エルフ王国アルカスの、人目を避けた深い森の奥だった。
木漏れ日が差し込む静寂の中、すぐに精鋭のエルフ衛兵隊が弓を構え、彼らを包囲した。
衛兵隊長「何者だ! 我がアルカスの聖域を穢す、汚れた人間と、不気味な黒ローブの魔導士め! ただちに武装解除しろ!」
衛兵隊長は、コウタの汚れたチェックシャツ、そして顔を隠した黒ローブのゴブリン助に、極度の警戒心を示した。
その時、衛兵隊長は、コウタの隣に立つユリナの姿を捉えた。
首には鎖。
その姿は、紛れもなく——
衛兵隊長「……ま、待て! その、首に鎖をつけられた女性は……まさか、ユリナ王女様ではないか!?」
ユリナは鎖を鳴らし、メスブタ奴隷の姿のまま、静かに微笑んだ。
ユリナ「久しぶりですわ、衛兵隊長。この私は、『聖戦士コウタ様のメスブタ奴隷』でございます。ご主人様の『外交チート』のお供に参りました」
エルフ衛兵隊は、「黒ローブの謎の従者」と「鎖付きの王女」という理解不能な光景に、一斉に困惑した。
弓を引く手が震え、誰一人として矢を放てなくなった。
コウタの『外交チート』は、「混乱と困惑」という最悪の形で、滑り出したのだった。
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# 第三十七章:クロードと引き分けた強敵の登場と決闘
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## **1. エルフ王国の混乱と、外交チートの進行**
エルフ王国アルカスの森。
衛兵隊は、メスブタ奴隷の姿のユリナ王女と、汚れた聖戦士コウタ、そして黒ローブの謎の従者という、理解不能な光景に包囲を解けずにいた。
コウタはビン底メガネを光らせ、衛兵隊に向かって宣言した。
コウタ「デュフフフ! 貴殿らの『混乱』が、拙者の『外交チート』を成功に導くでござるよ!」
彼は竹刀を腰に差したまま、一歩前に出る。
コウタ「拙者は魔王討伐という大義のために来たでござる! 貴殿らの『王』に、謁見を求めるでござる!」
クロードは屈辱に顔を歪ませながらも、衛兵隊長に向かって言った。
クロード「衛兵隊長殿。この者の力は本物だ。彼の『大義』も。どうか、話を聞いていただきたい!」
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## **2. 強敵の登場と、ハルボウの激昂**
クロードの言葉の最中、森の奥から、精霊魔力を纏った一団が姿を現した。
現れたのは、精霊剣を携えた、壮麗な甲冑のエルフ戦士だった。
そのエルフは、コウタ一行を一瞥し——ユリナの鎖を見て激昂した。
エルフ戦士「汚れた人間め! よくも我がアルカスの王女を、そのように冒涜的な姿にしたな!」
クロードは、そのエルフが数年前自分と互角の戦いを演じた防衛隊長のアリエルであることに気づき、顔色を変えた。
アリエルはクロードを無視し、コウタに剣の切っ先を向ける。
アリエル「貴様の汚れた外見、そして黒ローブの不気味な従者。さらに、王女を奴隷にするという所業!」
彼の声は、怒りで震えていた。
アリエル「貴様は、魔王軍の手先か、それとも世界を穢す邪悪な存在だ!」
——「汚れた外見」
アリエルの言葉が、ハルボウの何かを破裂させた。
コウタのチェックシャツは、彼の両親の形見だ。
それを汚いと言われて、黙っていられるはずがない。
ハルボウは、その小さな体を震わせながら、アリエルを睨みつけた。
目には狂信的な忠誠の炎が宿っている。
ハルボウ「黙りなさい、この無礼者ッ!」
精霊剣の使い手という強敵を前にしても、ハルボウは怯まなかった。
ハルボウ「このお方は、聖戦士コウタしゃまだぞ! その神々しい神器を纏ったお姿を、汚いなどとよく言えたな!」
ハルボウの小さな体が、怒りで震える。
ハルボウ「貴様こそ、真の救世主の『格』を見抜けない、邪悪な存在だ!」
ユリナ「ハルボウ様、お待ちください! ご主人様の『外交チート』を邪魔してはなりません!」
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## **3. コウタへの決闘要求と、外交チートの試練**
アリエルは、ハルボウの狂気に満ちた怒りに一瞬たじろいだ。
だが、すぐに精霊剣を構え直す。
アリエル「ふざけるな! 王女までもが狂気に染まっているとは!」
彼の剣が、淡い光を放ち始める。
アリエル「やはり貴様は、この聖域を穢す邪悪な根源だ!」
アリエルは精霊剣を構え、宣戦布告した。
アリエル「問答無用! 我が精霊剣が、貴様の邪悪な存在を断ち切る! 聖域を穢した罪、そして王女を奴隷にした罪、その全てを負って、ここで決闘を受けろ!」
クロードは激しい焦燥を覚えた。
コウタがここで敗北すれば、外交チートは失敗する。
クロード「コウタ! 聞け! 彼の精霊剣は、私と互角だ!」
彼は必死にコウタに囁く。
クロード「王女の鎖を解き、あの不気味な従者(ゴブリン助)を一旦下がらせれば、まだ外交の余地がある!」
コウタはビン底メガネを光らせ、笑った。
コウタ「デュフフフ! 『卑怯な手』など、拙者の『ロールプレイ』に不要でござるよ!」
彼は汚れたチェックシャツの絶対防御と、ビン底メガネの鑑定チートをフル稼働させながら、腰の竹刀を抜き放った。
コウタ「よかろう、アリエル殿! 拙者の『聖戦士コウタの真の実力』をもって、貴殿の『清廉な正義』を『デリート』してやるでござるよ!」
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# 第三十八章:コウタ vs 精霊剣の使い手と裏切り者の出現(改善版)
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## **1. 最高のロールプレイと、チートの使い分け**
精霊剣の使い手アリエルは、ハルボウの狂気に満ちた怒りに激昂し、聖戦士コウタに向けて剣を構えた。
コウタは竹刀を抜き放ち、チェックのシャツの絶対防御チートを起動させる。
コウタ「デュフフフ! よかろう、アリエル殿!」
彼のビン底メガネが、禍々しく光る。
コウタ「貴殿の『清廉な正義』と、拙者の『汚れたチート』、どちらが『真の正義のロールプレイ』に相応しいか、ここで決着をつけるでござるよ!」
クロードはコウタに囁いた。
クロード「頼む、コウタ! 卑怯なチートは使うな! 王女の鎖を解き、あの不気味な従者(ゴブリン助)を一旦下がらせれば、まだ外交の余地がある!」
コウタ「フンッ! 無用な『内政干渉』でござる!」
彼は竹刀を構え直す。
コウタ「『最高のロールプレイ』には、一切の妥協は許されないでござるよ!」
コウタは、チェックシャツの絶対防御チートを使い、アリエルの精霊剣の攻撃を全て無効化しながら、竹刀で応戦した。
竹刀は「能力読み取り不能」の神器。
コウタはあえて『規格外身体チート』を封印し、純粋な格闘術と超絶技巧だけでアリエルを圧倒し始めた。
アリエル「な、なんだと……! 我が精霊剣の斬撃が、全く通用しない!?」
彼の剣は、コウタの汚れたチェックシャツに阻まれ、一切の傷をつけられない。
アリエル「その汚れたシャツは、一体何だ!」
コウタ「デュフフフ! 『汚れたシャツ』だと!?」
彼は竹刀でアリエルの剣を弾く。
コウタ「それこそが、拙者の『防御チート』でござるよ! 貴殿の『正義』は、拙者の『汚れたロールプレイ』には届かないでござるな!」
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## **2. ユリナとハルボウのサポートと、コウタの執念**
コウタの圧倒的な実力に、エルフの衛兵隊は動揺し始めた。
しかし、アリエルは精霊魔力を極限まで高め、コウタのチェックシャツの防御を貫通する、起死回生の神速の一撃を放とうとする。
ユリナは鎖を鳴らし、叫んだ。
ユリナ「ご主人様! 危険です! アリエル様の精霊魔力の弱点は、魔力循環の隙間にあります! 血統の記憶が、そう告げています!」
ユリナはエルフ王女の知識を使い、アリエルの弱点をコウタに囁こうとした——
だが、コウタはそれを竹刀の先で制した。
コウタ「無用でござる、ユリナ殿!」
彼のビン底メガネが、真剣な光を宿す。
コウタ「『フェアじゃない』ロールプレイは、拙者の『美学』に反する! 最高のエンディングには、最高の『対決の演出』が必要でござるよ!」
ハルボウは、エルフ衛兵隊に向かって叫んだ。
ハルボウ「見ろ! エルフども! コウタしゃまは、最強のチートを持っているにもかかわらず、フェアな戦いを選んでいる!」
ハルボウの小さな体が、誇らしげに震える。
ハルボウ「これこそが、真の聖戦士の『格』だ!」
ハルボウは、コウタのロールプレイの正当性と、汚れた外見の裏にある『美学』をエルフ側へ必死に説いた。
衛兵隊の心が、少しずつ動き始める。
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## **3. コウタの勝利と裏切り者の出現**
コウタは、アリエルの起死回生の一撃を竹刀一本で受け止めた。
そして、純粋な格闘術で精霊剣を弾き飛ばし——
アリエルの喉元に竹刀の切っ先を突きつけた。
コウタ「チェックメイトでござるよ、アリエル殿」
彼のビン底メガネが、静かに光る。
コウタ「貴殿の『清廉な正義』では、拙者の『汚れたロールプレイ』には勝てないでござる!」
コウタが竹刀を収め、決着がついた——
その瞬間、エルフ衛兵隊の一角が突如として爆発した。
爆発の中心には、衛兵隊長に指示を出していたはずの、エルフの貴族服を纏った一人のエルフが立っていた。
裏切り者「ちっ……! まさか、アリエルが、あの汚い人間に負けるとは!」
彼の体から、禍々しい魔力が溢れ出す。
裏切り者「魔王軍の予定が狂う!」
エルフ貴族は、魔族の禍々しい魔力を放ちながら、四天王の一人であることを示す禍々しい紋章を掲げた。
彼は、この場にコウタを誘い込み、魔族に通じた裏切り者として、コウタを討つ予定だったのである。
裏切り者は、狂気に満ちた笑みを浮かべた。
裏切り者「私の名は、『策謀のヴェクサス』! 貴様のような汚れたチート使いに、我がエルフ王国の聖域を弄ばれてたまるか!」
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