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17さいのメモ  作者: 或蘭
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この小説は暗いよ。ということを証明する為、私の人生の分岐点を書く。それ以前の記憶はない。

はじめに、この作品は小説と言っていいのか分かりません。






小学生の頃から、文学が好きでした。音楽が好きでした。美術が好きでした。






でも、決して多才ではありません。何もかも中途半端。口だけは達者。典型的な屑です。






この作品は私が2020年2月-3月頃から少しづつ今まで書いてきたメモをコピペしたり、それに少し付け足したりしたもの、あるいは、昔から考えてきたことを書き記したものです。






決して、共感や同情、肯定の強要、無理強いは致しません。






気分を害してしまったら、その時点でこの作品から目を逸らしてください。逃げてください。






余談ですが、逃げる勇気の方がなんだかんだ役に立ちます。


私は小学5、6年生のとき、いじめに逢いました。



いじめなんて優しい言い方はしたくはないのですが、他の言い方だと、多分コンプライアンス的な問題があると勝手に判断したので、ここでは”いじめ”と言わせていただきます。



どんな内容にせよ、加害者は犯罪者予備軍であり、加害者です。



私は、そんな最低で卑劣で下劣で頭の弱い加害者達の、私に対する、最低で卑劣で下劣でいかにも頭の弱いやり方に首を傾げていました。



まぁ、私も”変わっている”のでしょう。




でも、私は加害者達にされたことよりも、身内の重く、鋭利な言葉で、幾度となく傷つけられました。




「お前が弱いんだ」「お前が馬鹿なんだ」「そんなんだから〜」




1番の加害者というものをこの時知りました。



相談して損したんです。家族が、身内が大嫌いで大の苦手で、信じられない存在になったんです。




その当初は苦しかったでしょうが、段々感情が麻痺してくると、辛い、嬉しい、苦しい、楽しいなどの感情がなくなりました。



否、もしかしたらちゃんとあったのかもしれません。



でも、それを表現してあげられなかったのは確かです。




表情で、声で、行動で。




11さいの時の記憶は今となっては自分に有害な人が多く、それに、今更気づいた絶望やら失望やらの交じった歪な感情があり、人間不信になっていた、というもので完結しています。







私の人生がここから狂っていったのは、間違いありません。


故に、もしかすると、11さいという歳は過ぎてもなお、完結していないのかも知れません。でも、その判断は当事者である私には難しすぎるのです。




否、”感情がある者には難しすぎる問い”なのでしょう。

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