現実と異世界。
僕はとある高校生1年の神崎蓮引きこもりで中学は1年の後半から全然学校に行ってない。学校が楽しくなかった訳ではなかった。多分退屈が原因だと思う。
"ある日突然。日常がつまらなくなった"
始めはなんとなくで休んでいたつもりの学校が。次に家で過ごしている時間が。でもこの時から僕は薄々きづいていたのかもしてない。
『生きる意味って?』
考えてみると明確な理由が分からない。何の為に?誰の為に?そもそも意味なんであるの?いつもそればかりを考えていた。でもそれと同時にある事を思った。
『自分がゲームやアニメの主人公だったら』
この世界より上手く生きれると思った。
僕はその頃から僕はゲームに吸い込まれるようにハマった。寝る時間も食べる時間も惜しまずにゲームに没頭した。
ある…暑い日の事だった。
僕の運命を変えたのは"チャンピオンゲームリーグ"という大会だ。カードゲームやオンラインゲーム。RPGゲームなど様々の世界大会が行われた。それに僕は迷わずそれに参加した。
『これで優勝すれば何か掴めるかも知れないそう思っていた。』
僕が挑んだのはオンラインゲームの敵が全員倒れるまで戦い続けると言うシンプルなゲームに参加した。
勿論敵は全員プレイヤー。負ければ即敗退。でもこの大会にはある裏ルールが隠されていた。勿論今の僕は知らない。そして大会主催者側の人達も。そんな事知らない僕はゲーム機に手を触れた。
その瞬間に全てと言うほど状況が頭の中に流れ込んで来た。このゲームの目的が。大会を行う為ではなく。異世界に行く者を選別する為と言う事。そしてこのゲームで負けた者は。
『死』
そしてこの情報が頭の中に入って来たと同時にゲームはスタートした。