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味見

なんとなくダラリと散歩したのは、気持ちが収まらなかったのかもしれない。

ウチに着いて台所に向かうとちょうど親父が出て来た。すれ違って互いの顔が見えない位置になってからボヤリとこう呟いた。

「昆布だ。」

冷蔵庫を開けるとなますはいい感じに浸かってるように見え、その小皿を取り出した。

手を洗っていないことに気づき、テーブルの上になますを置いて、流しでまず手をあらった。

親父が一口食べたのなんて、分からないほどだ。

僕は指で大根と人参をつまんで食べてみた。

うん、確かになんか足りない。

それが昆布だと?親父が言うのか?昆布の味が足りないだなんて。

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