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また会う約束

「寂しい。」

「悪かったな。」

「小雪のお墓ってどこ?」

「いやあ、流石にお墓は分かんねーよ。」

「そっか…。」

あ、僕、久しぶりに体育座りしてる。膝に顔を埋めないと、涙が零れそうだ。

「線香、あげに行くか?」

そんなこと言ってくれる正紀の顔に向かって、僕は大きく頷いた。

「おばちゃん、喜んでくれるって。」

「あ、でも、今日はよしとく。飲んでるし。」

「だな、また今度にするか。」

正紀と連絡先を交換した。多分来週、小雪ん家に行く。

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