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長い沈黙の中、やっとパスタが届いた。ウェイターはトングと小皿も並べてくれた。僕はトングでパスタを小皿に多めに盛って、冴子の方に置いた。冴子は瞬きを一回してから、パスタを食べ始めた。

僕はもう一枚の小皿に控えめにパスタを盛って、自分の左手の前に置いた。トングを右手に置いて、パスタの入った大きなお皿を冴子と僕の真ん中に置いた。

それから左に置いた小皿からパスタを食べた。

「おいしいね。」

冴子は固まった。三秒間身動きを止め、一回だけ瞬きをして、またパスタを食べ続けた。

そうしていたら、ピザが届いた。

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