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日本水仙
健吾くんはその場で親父のタイムラインからお節料理の写真を保存して、僕に送ってくれた。なんとなく予想してた。僕は家に帰ってから親父にアルバムの在処を聞いたりしないだろう。
夜羽子さんは帰りがけに水仙を一輪分けてくれた。お店の生花にこの一輪はふさわしくないからと。中央の部分が黄色い、白い花弁の水仙はまだ瑞々しく美しいのに。
僕は家に着くと台所の流しで手を洗い、居間の仏壇の扉を開けて水仙を差し、線香をお供えして手を合わせた。いつぶりだろう、母さんとこうやって向き合うのは。




