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妹の旦那

「う、うん、おめでとう。」

僕はこの健吾くんの「お義兄さん」が苦手だった。妹の結婚相手が同い年というのは、なんとも微妙な感情をもたらし、僕が三月生まれであるために学年が違ったことはせめてもの救いだった。

健吾くんは決して嫌な奴じゃないし、義兄の僕から見たってイイ男で、妹の結婚相手じゃなかったら良い友だちになれただろうとさえ思う。決して嫉妬ではないんだが、まだ結婚していない僕にとっては、妹が先に結婚していて、しかも同い年のイイ男が相手でっていうのは、なんかこう釈然としないというか、まあ、なんとも言い表せない不思議な感情を僕の心に植え付けちまった。

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