表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
401/1866

奈都さんたら

定時速攻で来てみたら、やっぱりお店はまだ空いてなかったけど、準備中も奈都さんはいつもの温かい笑顔で迎えてくれた。

作り置きのポテトサラダやナムルの調理を手を抜くことなく、でも僕の話を聞いてくれる。

なんとなく言いそびれていると、聞きたいことを言って欲しいと。

「オールステンレスのツバ付き刺身包丁、二四〇ミリを買おうと思ってるんです。」

奈都さんはまな板から僕の方へと目を移してくれた。一秒間、不思議な顔付きで僕を眺めたと思ったら、ものも言わずに敏捷にしゃがみこんだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ