表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
343/1866

ワインの醸造法(の一つ)

そうなんだよなー。こういう漢字のラベルに魅かれるんだよなー、いかにも地元で国産な感じがするんだよなー。んじゃ、まずこの見るからにスッキリした白。

あれ、この白甘くない。いいねぇ、味が強すぎなくって。和食に合いそうだ。

似たようなこっちのは?んー、こっちは香味が爽やかなんだなあ。あ、これは辛口の白で、甘口のもロゼも赤もあるのか。ふうん。

んでもって「シュール・リー」ってーのは醸造法の名前で、そもそもはフランス語で「澱の上」を意味するんだと。「澱」っつーのはボトルの底とかに見かける沈殿物のことで、ワインが熟成する途中で渋み成分のタンニンやポリフェノール、それから酒石などが結晶化したものなんだとさ。しかもこの澱はワインの旨み成分がボトルの底に沈殿したものであって、人体に影響を及ぼすものではないと。長い年月をかけて澱に余分な渋さが集積されるおかげで、上澄み部分であるワインは渋さが抜けてまろやかになる、ワインの旨み成分には欠かせないものなのだと。

深いね―、ワインは。まあ、そればっかりじゃないんだろうけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ