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慌てふためいて
「ほら、海老のつや煮も召し上がれ。」
蒟蒻を口の中で解こうとしていることに気づいたのか、お義母さんは二の重の真ん真ん中の海老を手で指し示してくれた。僕は慌てて海老を箸でつまんで、まだほかの品も多く乗っている小皿に加えようとしたら、
「新しい小皿。」
お義父さんの一言で、冴子は身を乗り出して僕の前に新しい小皿を置いてくれた。僕はお義父さんにも冴子さんにもあたふたと、あっちを向いてこっちを向いて会釈して、他人が見かけたらまるで赤ベコみたいだと思われただろう。
「ほら、海老のつや煮も召し上がれ。」
蒟蒻を口の中で解こうとしていることに気づいたのか、お義母さんは二の重の真ん真ん中の海老を手で指し示してくれた。僕は慌てて海老を箸でつまんで、まだほかの品も多く乗っている小皿に加えようとしたら、
「新しい小皿。」
お義父さんの一言で、冴子は身を乗り出して僕の前に新しい小皿を置いてくれた。僕はお義父さんにも冴子さんにもあたふたと、あっちを向いてこっちを向いて会釈して、他人が見かけたらまるで赤ベコみたいだと思われただろう。