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篠田さんのお姉さんは

一階でエレベータを降りたところ、お姉さんに出くわした。買い物を終えてスーパーの袋を提げていた。本当に偶然だったのだろうか。

僕たちは中庭に出てベンチに腰掛けた。お姉さんは、買ってきたばかりのアイスカフェオレを僕にくれた。決して嫌な甘さではなかった。チョコレートの箱を開けながら、うつむき加減でこう呟いた。


「尚美、頑張り過ぎなんでしょうね。」

「いえ、とても良い上司で…」

「いいのよ、そんな。それより、尚美には『イイ人』いないのかしら。」


…そういやあ篠田さんの浮いた話なんて聞いたことないなあ。

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