表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
247/1866

昼食は三人で

片岡を昼に誘おうとしていたところ、篠田さんから声がかかり、三人で昼飯に行くことになった。なんともチグハグな感じだ。

片岡はなんとか布田さんにお詫びを受け入れてもらえたみたいで、三湖商事さんはなんとか繋ぎ止められたみたいだ。篠田さんは執拗に守秘義務を重んじて、「M社さん」とか「Nさん」、「I課長」と呼称するのがむず痒かった。そしてさらに執拗に僕を良い先輩だと強調されたのがなんだか不自然で、少しも褒められているようには思えず、嬉しくもなかった。そして、

「今回みたいに良い形でこれからもサポートしてもらえると良いですね。」

だって。

片岡の育成に力を入れろってことか。

片岡は言葉では僕に感謝していた。

蕎麦は喉を通ったけれど、ちっともおいしくなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ