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絢爛豪華な

蓋を開けるとまずピンクと白の蒲鉾が幅一杯にきれいに並べられているのに目が奪われた。もちろん、栗きんとんや伊達巻きなど、見慣れた品々も美しく照り輝いていた。

お義母さんは一段目を両手で抱えて少し持ち上げて、右の方に置いた。

二段目のど真ん中には海老が飾り立てられていた。

三段目には「根菜」っていうんだっけか、ゴボウやらレンコンやら里芋やらが詰められていた。

僕はよっぽど物欲しそうな顔でお重の中を見つめていたのだろうか。小皿を手にしたお義母さんは

「拓臣くんのお気に入りはどれかしら?」

と言いながら、品々を取り分けてくれた。

お義父さんも冴子も勝手にお椀を開けて、お雑煮を食べ始めていた。

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