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重箱は開かれる

お義母さんは笑顔のままで自分の位置に着くと、卓の中央に鎮座している重箱に向かって身を乗り出し、蓋に両手を添えた。

さっきの屠蘇器と似たような雰囲気というか、でもしっとりとした黒塗りの三段重ねの重箱で、恐らくこれも「沈金」なのだろう、蓋の左下四分の一くらいと、側面とには細い線が開かれた扇のような形でいくつか重なって描かれていた。

「さ、いただきましょう。」

お義母さんが蓋を取ると、重箱の中には色鮮やかなお節料理が詰められていた。

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