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しばし妄想

なんだか頭の中がグルグルしているのはお酒のせいじゃなくて、親父が会社辞めるのかとか言うからだ。今すぐ辞める気はないけれど、やりたいことが見つかったような気がしたのは嘘じゃない。だからと言って、本当にいい歳してこれから料理人になれるんだろうか。なりたいんだろうか。

ここの店が落ち着くのは奈都さんのお陰だろうか、料理が旨いからだろうか、店の雰囲気だろうか。

この店には似つかわしくない野太い声や、甲高い声もたまに聞こえてくるけれど、大して気にはならない。

あのカウンターの向こう側、奈都さんの隣で魚をおろす自分の姿を想像してみたりして…。

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