コロッケをいよいよ揚げる
カラッと揚げるとできあがり!って…。
…。
ふん、入れるぞ。入れちゃうぞ。柔らかいけど、小麦粉たっぷりの小判型。入れるときはそーっとね。
おっ、揚がってる。ちゃんと揚がってるんだよなぁ、これ。うーんと、じゃあ、もう一個。鍋にまだ余裕あるし。もう一個揚がるか?まだもう一個いけるか?
裏返したりすんのかなぁ?
「コロッケを上手に揚げるコツ」と、おお、出てくるなぁ。
フライパンじゃなくて天ぷら鍋などの深めの鍋にたっぷり油を入れて、温度は一七〇〜一八〇度にすること。うん。できてる。
油に入れたら決してすぐに触らない。おお、触ってないよな。まだ裏っ返す前だし。衣をしっかり固めるように、薄く色づいたら火を少し弱めると。う〜ん、まだ色が付いてるって感じじゃないよな。
コロッケが浮いてきたら一度だけ裏返すと。ふ〜ん、裏返すのは一回だけで十分なのか。
それから、一度にたくさんのコロッケを油にいれないことか。…大丈夫かな。四つも入れちまった。一辺にたくさん入れると油の温度が急激に下がって、コロッケが破裂する原因になる…。コロッケって、破裂すんのか?やだなぁ、折角俺が作ってるコロッケが爆発しちまったりしたら…。まあ、鍋の底にはまだまだ余裕があるから大丈夫だよね。四つっていったって、小さめの四つだし。…なぁ。