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病院からの帰り道

神崎さんは常に厳しい顔付きで、決して笑顔を見せてはくれないんだけど、ほんとは優しいんだよねー。会計、お釣り、お薬の説明も完璧なんだよねー。

喉の痛みを取る薬がなんか特別な感じだねー。風邪薬は五日分ねー、はいはい。

「お大事に。」

僕はなんだか深々とお辞儀をしてから近藤医院を去った。神崎さんの優しい視線を背中一杯に浴びて。

んでも頭がボーッとしてんだよね。あー、スーパーまで行く気しないから、コンビニで済ませるかー。

温かいものって、鍋焼きうどんか。明日のためにレトルトの「おじや」も買ってくか。あ、白だしあるじゃん…。買ってくか。味見のために。おっ、桃缶。冷やすとウマイだろうなー。買っちゃう。それから喉が痛いときはオレンジジュースだよねー。のど飴も買っとくか。

あ、汗かきそー。汗かいた方がいいっつったって、ココは良くないよねー。さぁさ、帰ろ帰ろ―ッ。

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