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軽食終わり

でも、あそこ小料理屋だしな、一人で行ってあそこであんまりガツガツ喰ってもな。サンドイッチでもここで食べてから行くか。

あれ、コーヒー届いてるわ。レンコンのこと調べてて気づかなかったのか?

「すいません。」

手を上げると銀縁メガネの女性は颯爽と来てくれた。

「メニュー見してください。」

小脇に抱えていたメニューを笑顔はなく手渡してくれると、また颯爽と去っていった。

お、コーヒーうまいわ。

ああ、あるある。サンドイッチ。一〇〇〇円もすんのか、ま、いっか。っつーか、コーヒー、一二〇〇円もすんのか。ま、この味ならしょーがないか。カップもなんだか高そうだもんな。

注文した時もメガネちゃんはニコリともしてくれなかったけれど、そつなく、サンドイッチも早くにでてきて、絶品のBLTサンドだった。僕は腹が減っていたのか、温かなサンドイッチをペロリと平らげた。

しかも、いつの間にかドリンクセット扱いにしてくれていて、一九八〇円で済んだ。

「ありがとう。」とレジで言った時、メガネちゃんの頬が赤らんだように見えたのは気のせいだったんだろう。

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