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朝食は

朝、目が覚めて、洗面所で顔を洗ってから台所に向かうと、ちょうど親父が出て来た。

「うん。」

なんだよ、うんて。

僕はまずなますを取り出して最早物置と化しているテーブルに置き、ラップを半分剥がすと親指と人差し指でつまんで「なます」を食べた。

「うーんッ!」

うんうん、できていた。なますだよ。浸かり過ぎなくらいでいいんだ。昆布、しゃきっとしてるし。数千円払った甲斐があるってもんだ。

…こんなときに限ってご飯がないのか。あ、あれがある。電子レンジで温める白米。ないのか?あれ、テーブルの上に半分残ってる?

親父、ご飯残してくれたのか?さっき出かけたみたいだけど。

僕はこの残されたレンジ米に自作のなますをぶっかけて朝食にした。それだけで、とても気分が良く、最高の朝を迎えた気分だった。

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