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何がなんだか知らないが今の僕はとにもかくにも分からない原動力により慎重かつ怯えながら前に進んでいた


時折したにある排気口の出口から下を見るが今の所人という物はみない

もう最初のあの場所に全員集められて後は外の滑走場にいるのだろうか

そんなことを考えながら前に進んでいるのだが後ろから彼女が僕とは違い最小限押さえた進み方で付いてくるが

それこそ一緒に最小限押さえた小言を怨霊のように僕につぶやく

「あのーやめてもらえませんか」

そう何ども言おうとしたが、あまりにも彼女が怖すぎて呪われそうなので一時的にやめにした

「それ夜にあんたいつ死ぬつもり」

「・・・さあー」

「さあーて、それくらい決めときなさい」

なぜに自分の死に際を他人が進めているのだろう

そんなに僕を殺したいのだろうか

そんなときだ

「おっおい、あれ」

それは廊下に堆く何やらいかつい物が積まれていた

それは少なくとも飛行機の整備品にも見えなくはないがどちらかと言えば

映画やなんかでよく見る時限爆弾の言う言葉の方がぴったりと言えた

「ここれって」

彼女に言うといきなり排気口をぶち破り下に降りた

幸いしたには誰もいなかったらしく銃声も怒濤も聞こえず

彼女は素早く近づき、その中の一つをいじり

僕に手を伸ばせと言って来たとそのとき

どうやら全て閉じていた一つのシャッターが開き始めた

「早く」

彼女がクチパクで叫びピョンピョンしていた

仕方なく急いで手をやると二三歩下がって助走を付けて腕にジャンプした

それは綺麗に背を反らせ弧を描きながら僕の腕をいらぬ方向にへし折ろうとした

しかし彼女はその激痛に関与無くロープか蛇のように僕の腕を上り

「ガサッシャン」とシャーターが開くと同時に開いていた

排気口の蓋を上に閉めた

「急ぐわよ後三十秒しかない」

そう言うと彼女は音がするのもかまわず走り始めた

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