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jh、jk。050

そこで目にした物は女だった

別に女の敵

ではない

女は女性であるが女性は女性でも

「美羽」だった宮沢美羽その本人と言える

先ほどと違い黒い何処かしゃれてさらには動き良さげな

そう強いて言えばスパイというか諜報活動中の映画に出てくるその人に見えたが、

「っあ」

彼女は僕を見て拳銃を突きつけながらそんな驚きの言葉を発した

少なくとも今僕は非常に危険だと思われ

更に言うならば少なくとも航空に水鉄砲やエアーガンが売っていたり持ち込み可能とは、とても思えず

ましては拳銃などとは思うが現にある以上よほど錯覚を起こすほど混乱しているか、またまた彼女という夢を見ているかに思われたが

試しに抓ろうとした手の動きでさえ

「動かない」という言葉と共に当てられた拳銃のヒンヤリとした感触はリアルなのではないかと思わせる

いやリアルだろ

なんと言っても何がどう脳を動かしたのか彼女の

唇の中に右の親指をいれ、外側から右の人差し指で摘んだが

妙なリアルな暖かさがそれが夢ではないと教えていたがそれはまるで起きてからそれが、寝しょんべんの夢だったと気づくごとく、

遅いと思いながら僕は指を彼女の頬と口から抜き取った

「えーと何をしているの後藤」

果たして彼女が怒っているのは、分かるのだが果たしてそれは

僕が彼女の顔に指を触れた背いだろうかそれとも

ここにいることだろうか

そのここにいるでさえ

存在自体がいやなのか

それともここという場所限定なのか

全て聞きたいところだが僕は手短に

「君美羽だよね」

と、お返しに此方も呼び捨てに下がそれほど怒っている相手には逆効果にも思われた

「あなたに質問したのは私、さあ答えて」

キレイな美人に起こられるのは気分がいいがしかし

こんなところで冒険者気取りはできない

現に人が死んでおりもし彼女がこう言うことに慣れているのだとしたらまず、彼女が敵か味方かそれとも全く関係ないのかそれを知りたい

「僕は下で死んだ人間を見て逃げている、君は何を知ってる」

彼女は少し眉間にしわを寄せながら

「私はテロ対策機動部隊、警視庁第四課宮沢美羽なんだけども」

そこで彼女は呪文のような肩書きを並べ言葉を切ると

「要は最小限に人数を減らさないように無事人間を確保し

問題の爆弾を全て安全になるようにするのが私の役目です」

「君一人で」

「いえ後仲間が十人ほどいますが」

そんなとき又銃声そして爆音

「うっ嘘」

そんな声が彼女の口から聞こえた

「そんな、そんあ」

それはうつろな目で端から見ても取り乱していた

「全員死んでしまったの、、、嘘よ」

その声は力が無く、僕は知らず知らずのうちに支えるというか抱きしめていた

「なっなにするの」

そういうと姿勢を直す美羽

君本当に美羽君かい

「・・どう言うこと」

「いや昔の君は狭いところが苦手なはずだよ」

「・・・・・ばれたらしょうがないけど私美羽の」

「双子の妹とか」

「いや・・」

「あっ分かった、記憶喪失」

「違うから私は」

「となるとアンドロイドだ」

「違くて私は・・」

「そうかわかっ」

「分かってないじゃない人の話聞いてよもーーーぉ」

「うむ」とようやく黙る僕

「私は彼女、詰まり宮沢美羽の死後、」

「ちょちょっと待ってくれ、彼女は、、」

「死にました、戦争で」

「せっ戦争」

「そう内戦の激しい国で人質にされ、そこで」

「しかしなぜ彼女は」

「カメラマンだったようです、ちなみに私は彼女に似せられて整形させられたのです、まさに幽霊のような存在」

「しかしどうせなら架空の存在の方がいいのではないか、一度死んでいるとなると目立ったり僕みたいな、いや待てよ何で俺と接触してきた」

「それは彼女がそういう人間だとファイルに記されていたんで、あと」

「後何なのだ」

「彼女の死は政府によりまだ発表されていない事実なのでご内密に

喋ればあなたは死にますし誰もその言葉を目にすることはないでしょう

後彼女に整形したのは彼女の生存を隠す目的とこの国に入り安いのが彼女の身代わりとなって潜入することだったので」


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